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タブレット導入は、誰のため?(武雄市の場合)

武雄市による教育現場でのタブレット利用の件ですが、まぁいろいろと話しが出てきて「こりゃひでぇなぁ」という感じになっているのは、前にも書いたとおり。

「あのメーカの製品だからダメ」って事を言う人が目立つのだけど、なによりも「何故、そのメーカのものを選択する羽目になったのか」という部分を指摘するべきではないかと思うわけですよ。

まぁ、そんな中で、タブレット導入に関する議論を行っていた武雄市ICT教育推進協議会の議事録を情報公開請求で手に入れた人が、ネット上でそれを見れるように公開してくれたので、以下にリンクしておきます。(PDFなので注意)
独立系ニュースサイトの HUNTER の一連の記事でも言及されている資料の一部分でもありますね。

これらの資料の中で、自分が気になったのは 2013 年 8 月 7 日に東京で行われたとされる協議会の議事録。
この回は、タブレットのメーカ担当者を呼んでヒアリングを行った回のようなのですが、座長でもある東洋大学の松原副学長の以下の発言が、特に気になりまして…。

◯松原:タイのメーカーは価格82ドルのタブレットを販売している。限られた予算の中で導入する必要があり、価格も重要である。タイ、台湾等世界のこのような現状を知ってほしい。

[From [武雄市] H27-06-26 武市教ス第21号 H25-08-07 第2階武雄市ICT教育推進協議会議事録.pdf - Google ドライブ]

海外の話とはいえ、100 ドルを余裕で切る価格でタブレットが発売されれば、多少は話題になるでしょうから、それなりにネット上で取り上げられているのを目にするはずですが、どうも自分の観測範囲ではそういうものを見た記憶はなく…。
「へぇ、そんなもんもあるんだ」とちょっと調べてみたところ、どうも次のような話の中で出てくるタブレットの価格が 82 ドル/台だということを言っているのではないかと。

インラック前政権が始めたこのプロジェクトはその名の通り、ひとりの子どもに1台のタブレットを渡すことを目標に、タイの小学生1年生を対象に無料配布するものだ(地域によっては中学1年生にも配布される)。初年度はおよそ86万台が配布されたとされる。翌年は170万台と発表されているが、同年の9月ごろから2014年5月まで、プロジェクトを始めたインラック政権に対する反政府デモやクーデターなどでタイは荒れており、結局どれくらいの台数がどこに配布されているのかが不透明になっている。

[From 「全生徒無料配布」を掲げたタイの教育用タブレット配布政策の微妙な現状 | ハーバービジネスオンライン]

プロジェクトの名前も、"One Laptop Per Child" を真似たかのような "One Tablet Per Child" と安易なものですが…。

児童が三行半を突きつける 武雄市のタブレットを利用した反転授業

さて、一昨日のエントリーの続きのようなもんです。

NOBORDER で取り上げられていた武雄市のタブレットを利用した反転授業の件の続報が、今日出てきました。
そこに書かれていたのは、教師、保護者、そして当事者である児童の声。

だが、これまでにも書いてきたように、自慢のタブレット型端末は不良、故障ばかり。いったい、現場の先生、そして子供たちはどう感じているのか、生の声をご紹介する。

[From 武雄市が公立小中校に導入したICT利用教育の破綻した実態③〜現場で噴出する不満の声〜(今西憲之) | NO BORDER - ノーボーダー | 境界なき記者団]

あまりにも酷すぎる実態…

記事の方を読んでいただいたほうが、早いと思いますけど、とにかく酷い状況のようです。

教師からはバッサリ「使えない」と断言され、

ズバリ言いまして、タブレット型端末は邪魔です、何のメリットもない、使えないシロモノです。

[From 武雄市が公立小中校に導入したICT利用教育の破綻した実態③~現場で噴出する不満の声~(今西憲之) | NO BORDER - ノーボーダー | 境界なき記者団]

児童からは「もう飽きてきた」と言われ、

親戚が中学校にいるけど、もっと故障が多いと話していた。
タブレット型端末を使った授業、動かんけん、もう飽きてきた。ママのスマホのように動けば、楽しいけどね。それに、動画もゆっくりで、面白くない。

[From 武雄市が公立小中校に導入したICT利用教育の破綻した実態③~現場で噴出する不満の声~(今西憲之) | NO BORDER - ノーボーダー | 境界なき記者団]

保護者からは、税金の無駄遣いではないかと疑われる。

iPhoneなど古い4とか、5とか。それを再利用するとか、手法はいろいろありますよ。どうして、お金使うことばかりが優先されるのか。

[From 武雄市が公立小中校に導入したICT利用教育の破綻した実態③~現場で噴出する不満の声~(今西憲之) | NO BORDER - ノーボーダー | 境界なき記者団]

タブレット教育の主役は、誰なのだろう?

さて、ある自治体の議員さんが、武雄市のタブレットを使った反転授業(武雄市では、SMILE 学習と呼んでいる)の様子を視察されたそうで、そのことを Faecbook や自身のブログのに載せておりました。

5月28日(木)
引き続き佐賀県武雄市における視察でありますが
午後からスマイル学習について見学しましたので書きます。

[From スマイル学習を視察(武雄市) : 岩倉市議会議員 梅村ひとし 公式ブログ]

さて、この日の授業は、メディアの取材者も同席していたようで、そちらの視点からの授業の様子も記事となって幾つかサイトでも公開されていますし、週刊誌でも取り上げられていますね。

5月28日午後、武雄市の山間にある、市立東川登小学校にはネクタイ姿の男性ら、30人ほどがつめかけていた。
この日は、武雄市ご自慢の、タブレット型端末を使用した、公開授業が実施された。
「最新の授業がどう行われるのか、楽しみだ」
という期待する声の中、3年生と4年生の授業がスタートした。

[From 武雄市が公立小中校に導入したICT利用教育の破綻した実態①~動かないタブレット型端末~(今西憲之) | NO BORDER - ノーボーダー | 境界なき記者団]

議員さんのブログでは触れられていませんが、当日の授業でタブレットを使う段になって、いろいろとトラブっていたようです。

「先生、動かんよ。暗い画面のまま」
「パスワードが入れられん」
とタブレット型端末の不具合を訴える児童が、複数いる。
そのたびに、支援員と呼ばれるサポート役と先生が、児童に駆け寄る。支援員は代替機を膝に置き、タブレット型端末を上下にしたり振ったりと大苦戦。
10分近く、完全に授業はストップしたままで、なし崩し的に終わってしまった。まったくの期待外れ。
 
「こんなのが、ICT教育なんだ」と落胆した表情の視察者もいた。

[From 武雄市が公立小中校に導入したICT利用教育の破綻した実態①~動かないタブレット型端末~(今西憲之) | NO BORDER - ノーボーダー | 境界なき記者団]

そもそも、タブレットを使った授業を視察しに行ったはずなのに、授業の中でタブレットが登場したのは授業の後半…。それも授業の内容についてのアンケートを児童に答えさせるためだけにタブレットを使うというのが「最新の授業」なのか、という感じですが…。
もちろん反転授業なので、自宅に持ち帰らせたタブレットで予習を行ったことが前提での授業となっているのでしょうけど、予習してきた内容に対して先生がコメントとするとか、児童同士でタブレットの画面を見せ合ってあーでもないこーでもないをやったりするのかと思えば、そういうことでもないんですね。(というか、タブレットを使った反転授業、って言葉からのイメージで、てっきりそういうもんだと思っていたのですが…。)

議員さんのブログにも「タブレットならでは」とか「授業中にタブレットを利用して」といった事が書かれていなかったので、授業中にはあまり活用されていないんでしょうかねぇ。

武雄市の公教育改革は、ボランティアが「頼みの綱」?

武雄市が花まる学習会との間で 10 年間の提携を締結(しかも、随意契約で!)したことにより開始された、市内各小学校での花まるタイム。
新聞でも取り上げられて、その実態がわかりつつあります。

 佐賀県武雄市が今年度、学習塾「花まる学習会」(さいたま市)と連携して市立小2校で始めた官民一体型教育では、地域住民が大きな役割を担う。

[From (3)地域住民 教室で学習支援 : 教育 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)]

「花まるタイム」の進行自体は、教師の役割のようですが、その進行の補助として主に各学校の通学区域内のお年寄りをボランティアとして活用していうようですね。

 住民でつくる学校支援地域本部に約50人が登録。週4回、始業前の15分間に塾教材を使って学習する「花まるタイム」で各学年の教室に分かれて、児童たちを見守る。四字熟語を大きな声で音読した児童に拍手を送り、計算問題を解けた子のプリントには赤鉛筆で花丸を描く。終了後は、子どもたちの様子などを報告し合う。

[From (3)地域住民 教室で学習支援 : 教育 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)]

さて気になったのは、下に引用する tweet。

確かに児童数の多い学校だと、 100 人近くホランティアをかき集める必要があるけど、じゃ実際に花まるタイムが実施される学校で動員される地域ボランティアは、全体で何人ぐらいになるのかを試算しようとして、各学校の学年、クラス別での児童数を調べようとうだうだしていたら、最近公開された SMILE 学習の検証報告書に記載されていたので、それをベースに計算してみることに。

佐賀県武雄市で実施されているICT教育の第1次検証報告会が6月9日、東洋大学(東京・文京区)で開かれた。2014年度に行われた、タブレットを使ったスマイル学習(武雄式反転授業)、プログラミング教育などの効果を東洋大学現代社会総合研究所が検証し、代表の松原聡氏らが報告した。報告書(PDF)は武雄市教育委員会がウェブサイトで公開している。

[From 佐賀県武雄市「ICT教育」のタブレット活用-- 「成績向上の可能性アリ」も正相関ナシ - CNET Japan]

#武雄市のタブレット教育に関しても書きたいことは色々あるけど、それはまた別の機会に。

自治体特選ストア ® は、武雄市の登録商標(第5751072号)です!

昨年度、2自治体が新たに参加するも、年度末までに 8 自治体が脱退、サイト運営会社も主要メンバーの勤務していたオフィスが入居募集物件になるなど、死に体状態なんじゃないかと思える、自治体特選ストア。
子どもの日特集や母の日特集、ゴールデンウィーク中の営業案内など、各自治体から受け取っている運営費用には微妙に見合わない感じのするレベルでの更新は続いているようですが…。

さて、その自治体特選ストアの名称について、武雄市が商標登録の申請を行っていたものが、正式に登録商標 第 5751072 号として登録されました。ロゴマークのほうも申請が行われていますが、こちらはまだ登録には至っていないようです。

でも、武雄市は

さて、ここで気になる点が出てくるわけです。

商標の保持者となった武雄市は、昨年度中に F&B ホールディングス企業連合なる任意団体から、脱退していることが分かっています。全国「自治体特選ストア」運営協議会には、継続して所属していますが、この商標の扱いに関する取り決めは、協議会参加の各自治体との間で行われているのか、という点。
そもそも、武雄市が商標登録手続きしたこと自体を、各自治体は知っていたんでしょうか?

方向が誤っているなら、停滞でもいいじゃないか

武雄市にまつわる問題を追いかけてきた皆様におかれましては、お疲れ様でした。
樋渡啓祐氏が佐賀知事選で落選となり、「ただの人」になったことで、一区切りがついたわけですが、氏が残した各種の施策はまだ継続中ですから、これからが本番ということでも有り、気が抜けないんですけどね。

樋渡さんは「私の力不足が今回の結果を招き、申し訳ありません」と深々と頭を下げた。

[From 【動画】樋渡氏「私の力不足」 改革派、夢絶たれる|佐賀新聞LiVE]

まぁ、常々、樋渡氏本人が口にしていた通りの結果となったわけですから、本望だったのではないかと思いますがね。

もし、僕がダメだったら選挙で落とせって言ってる。

[From 樋渡啓祐 on Twitter: "首長とは選んだ市民が育てるもの。私はそうやって市民に育てられている。もし、僕がダメだったら選挙で落とせって言ってる。RT @kintarou0731: @hiwa1118 市長、佐賀にも誰か若くて改革派の人、いませんか?佐賀市長は、職員や、議員の味方です。市民目線じゃない。"]

前進する先が崖っぷちでも「前進」して良いのですか?

樋渡氏は、今回の佐賀県知事選の争点を

みなさんたちが住むまちが、前進するのか、それとも停滞するのか。この一点だけなんです。

[From 今回の選挙の争点はただ一つ! : 武雄市民物語]

としていたわけですが、進む先が崖っぷちや地雷原であっても「前進する」ことが良いことなのでしょうか?行き先や目的地が間違っていたら、立ち止まって再考することは悪いことなのですか?

少なくとも、樋渡氏が問うた「前進か停滞か」という問いに対して、有権者は「停滞」を選択したと言えるわけですが、それは「間違った行き先への前進はしない」という有権者の意思表示であったのだと思います。

#文京区 議会による #武雄市 視察の報告書が、ようやく公開されたので

関連資料は、情報開示請求で入手済みだったのですが、ようやく正式な視察報告書が、公開されました。

開示請求の際に、議会事務局の担当者からは「10 月頃位は」という話が出ていたのですが、結局公開されたのは 11 月も半ばになってからでした。(公開しているページの最終更新日は、 11月 14 日付け。)

視察報告書のほうは、現時点で視察メンバーによる原稿作成中で、その後事務局での内容の取りまとめや校正といった作業が入るため、公開できるのは早くても 10 月ぐらいになりそう、とのこと。ただし出来上がり次第、区議会のWebページで公開されるということなので、視察報告はそれを待つことにしました。

[From #武雄市 視察の件、情報公開請求してみました #文京区 - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

報告書の公開を待っていたのは、以前も書いたとおりで、資料からは読み取れない情報も、視察報告書に出てくるであろう、と思っていたから。

議員による視察報告書に関しては、鋭意作成中、という状況なのは前に書いたとおりではあるのですが、こうなってくると参加した各議員がどのようなことを感じたのか、という点に、興味が出てくるわけです。

[From #武雄市 視察関連で開示された資料をチェックしてみました #文京区 - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

報告書を読んてみて、気になった点をいくつかピックアップしてみます。

武雄市図書館内の蔦屋書店、年商は 1 億 5 千万円より上か?下か?

以前書いた武雄市図書館・歴史資料館内の蔦屋書店部分の売上を推察したエントリーに関連して、興味深いことが書いてあるブログが有った。

年間で約 2 億 8 千万円の売上の売上が立つ、という試算になるわけですが…。
計算してみた本人も、最初「え~」と驚いたわけですが、やはり試算のベースになる来館者が大きいなぁ、と。勿論、平均利用単価やいわゆる目的外と言われている部分の利用者の割合が変われば、この試算額も変化しますが、少なくとも億単位の売上が立っているのは間違いがないんじゃないか、と予想できるわけです。

[From 武雄市図書館内の蔦屋書店とスタバの売上をざっくり試算する #たけお問題 - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

出版・読書メモランダムというブログの今年の 4/1 の記事が、それ。
その一部を引用しつつ、再度思ったことなどを書いておく。

売上総額ほどではない店舗あたりの売上

TSUTAYA の「書店」としての年商に関するくだりは、以下の通り。

[本クロニクル70で、TSUTAYAと蔦屋書店が書籍・雑誌販売金額1130億円で、書店業界における丸善と紀伊國屋の両雄時代は過ぎ去ってしまったとも記しておいた。だが単店売上から再考してみる。

確かに店舗・ネット販売業における丸善の数字は、TSUTAYAの数字を大幅に下回っているが、丸善の店舗数は43店なので、一店あたりの売上は17億円である。これはもちろん面積比較は除外し、ネット売り上げも入っているので、厳密なものではないが、一応の目安とされたい。それに対し、TSUTAYAは742店の販売金額であり、一店あたりにすると1億5000万円、月商1250万円ということになる。とすれば逆に大型店舗の割には驚くほど売っておらず、単独では多くが利益を出していないとも考えられる。
つまりTSUTAYAの場合、書籍・雑誌店舗売上において、トップに立っているけれども、それはあくまでレンタルをコアとするフランチャイズシステム店舗網をトータルにした数字であり、グロスの数字は大きいにしても、単店売上はきわめて脆弱で、不安定なものだと断言していい。

[From 出版状況クロニクル71(2014年3月1日~3月31日) - 出版・読書メモランダム]

売上総額は高くとも、それは店舗数の多さにより達成されたものであって、レンタル事業に付随した「書店」だから書店として何とか成立し得るという状態だと分析されています。

店舗平均で年商 1 億 5 千万円、だとすると、武雄市図書館内の蔦屋書店は、どのぐらいの売上があるんでしょうね。来館者の多さから考えれば平均以上の売上はあるのでは、と予想できますけど…。(書籍販売よりも、スタバのほうが売上的には貢献してそうな気も…。)

自治体特選ストア 価格設定の謎 #自治体通販

"satisfaction guaranteed" というブランド名を封じられたために、自治体特選ストアとなった武雄市発の通販サイト。
周囲の期待を裏切り、3 度めとなるリニューアルは、さしたるトラブルもなく終わったようです。ま、移行以外の部分で色々と問題はあるような話はチラホラとあるようですが、それはそれとしてそのうち表面化してるくのかもしれません…。

さて、今回は以前にも取り上げている価格設定のお話。

「同じものなら、安く買いたい」という心理が働くのがふつーなわけですから、1個だけ買うならまだしも、複数個の注文となった時には、地域sgやJAPANsg特選ストアでの価格では、競争のスタートラインにすら立ててない状態のものも多いんではないでしょうかねぇ。(出品されたもの全てをチェックしたわけではないですが、そもそもの単価の安いものは、その傾向が強くなるでしょう。)

[From 消費者から見て、 #JAPANsg は魅力のある通販サイトなのだろうか? - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

移転先が Yahoo! ショッピング内となったことで、より競争の激しいところに、否応なしに放り込まれたわけですけど、そういう競争の激しいトコロで生き残っていくためには、何らかのアドバンテージが必要であると思うのです。が、自治体特選ストアに関していえば、そういったことは考慮されていないような強気の価格設定になっているわけでして…。

強気になっている価格設定の例ですが、出品者自体が自前で通販しているもので見ると判りやすいなぁ、ということで「自治体特選ストア 宇多津」で扱われているレアシュガースウィートという商品で確認してみます。

出品者自前の通販での価格。

希少糖レアシュガースウィート公式通販サイトマツタニ健康応援ショップ

出品者=製造者なので、ホントの意味で直販ですね。
こちらは、送料全国一律で700円。ただし、5000円以上い買い上げで送料は無料に。お一人様 4 本までの販売制限はあるものの、4 本買うと 5000 円越えるんですね〜。

次、「自治体特選ストア 宇多津」。2本セットになってます。

レアシュガースウィート(希少糖含有シロップ) 2本セット 373860009-0001 自治体特選ストア宇多津 - Yahoo ショッピング - ネットで通販、オンラインショッピング

なんか同じものなのに、ぱっと見だけでも高く感じますよね。
こちら、さらに送料がかかりますが、送料いくらなのか、といった情報は決済画面にまでいかないと判らな作りになってますし、まとめ買いしても送料無料ということはないようです。

武雄市の Facebook 活用事例は、他の自治体の手本となりうるか?

ICT 活用の先進自治体()として誉れの高い武雄市。
文京区でも、その先進事例を視察するということで、武雄市に視察に行ったことは、以前書いたエントリーの通り。

区議会だよりに書いてあるとおり、今回の視察目的は『「フェイスブック及びオープンデータを活用した情報発信・共有」に関する調査・研究』ということで、一体どんな説明を受けてきたのか、というのが非常に興味のあるところでしたのでね…。

[From #武雄市 視察の件、情報公開請求してみました #文京区 - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

確かに、武雄市役所の Facebook ページは更新頻度も高く、「情報発信」という側面だけを見れば、うまくいっているように見えなくもありません。

ただ、ボク自身もいつくかコメントを付けさせてもらっているものがありますが、それらに対して武雄市側からは返信であったり回答であったり、というものをもらった記憶がありません。コメントしている内容も、どちらかと言うと批判的な内容が多いので、返信する側は対応が難しいのだと思うのですけど、他の人が付けている批判的な内容のコメントに対しても、一切の反応がない(いいね、だけが付くことはある)のはいかながものでしょうね?
そもそも、 Facebook の双方向性を活かして、住民とのコミュニケーションを取り、日々の業務だったり施策に活かすのが目的だったんじゃないかと思うのですが。

#JAPANsg は 10 月 1日、自治体特選ストアに生まれ変わります! #自治体通販

事前情報通り、JAPAN sg は 「自治体特選ストア」という名前になることで、確定のようです。
個々の自治体の単位では「自治体特選ストア ◯◯」(◯◯の部分が自治体名)と。

新しい名前は、「自治体特選ストア GTS」だそうです。GTS って略称だと思うのですけど、フルネームが知りたいところ…。

[From #JAPANsg 消滅、そして GTS へ - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

名前を漏らしてしまった商業施設のプレスリリースの方は、どこからかの要請があったのか、2回ほどプレスリリースの書き換えが行われたようで、スクリーンショットで確保しておいた文面は、今では見ることが出来なくなっています。

で、オープン準備の方は着々と進んでいるようでして、移行先となる Yahoo! ショッピング内に、現時点でここまで準備がされているようです。あとは、商品を並べるだけ、というところでしょうか?

ちなみに、URL は http://store.shopping.yahoo.co.jp/gts-koriyama/ となるようです。( "gts-koriyama" の "koriyama" の部分が各自治体の英文表記で置き換わる。)

三島、SGやめるってよ どころか、武雄市もかよっ! #自治体通販 #たけお問題

午前中、つらつらと Twitter の TL を眺めていたところ、

三島市は自治体運営型ネット通販サービス「三島sg」を10月末で閉鎖することを決めた。売り上げが低迷し、今後も増加が見込めないと判断した。

[From ネット通販「三島sg」 売り上げ低迷、10月閉鎖 | 静岡新聞]

などどいう、ニュースが。
「あぁ、やっぱり投下した税金にリターンが見合わないから、やめるという判断は賢明だよなぁ〜。名前変わるみたいだけど、このタイミングってのはちょうどいいんじゃね?」みたいなことを考えていたところに、

というのが流れてきたので、早速チェック…。

また、FB良品からJAPANsgへの移行時と同様、JAPANsgを運営しているFBホールディングス企業連合につきましても、今回武雄市が抜けまして、JAPANsgというブランド名の変更など、再編される旨の話も進んでおり、自治体運営型ショッピングサイトとしての魅力と信頼性に欠ける状況になっているというふうに考えております。

[From 平成26年  6月 定例会-06月17日-03号]

武雄市が JAPANsg の枠組みから抜ける、という答弁が三島市議会の議事録に残されているではないですか…。
JAPANsg という「自治体運営型通販サービス」は、ある意味「武雄市」という自治体が運営に噛んでいるという点のみを信用材料として、他の自治体へと広げていったわけですから、その「武雄市」という名前を信用して参加した自治体にしてみれば、「武雄市が抜ける」ともなれば梯子を外されたも同然…。

#JAPANsg 消滅、そして GTS へ

まだ、正式発表が無いですけど、10 月 1 日付けで、ブランド名が変わるのですね。
新しい名前は、「自治体特選ストア GTS」だそうです。GTS って略称だと思うのですけど、フルネームが知りたいところ…。

名称が変わることが書かれた部分を切り出した画像が下のもの。

JAPANsgからGTSへ名称変更?

名称変更まで、既に二週間ちょっとしか無いんですけど、何のアナウンスもないんですかね。「スピードは最大の価値」って言ってる方は、何をしているのでしょう。
ところで、郡山市や京丹後市なんて、開設から半年でブランド名変更ですが、他の自治体の担当者もふくめて、みなさん納得ずくで対応されるんでしょうか。FB 良品 → JAPANsg → GTS と、2回もブランド名変更になる自治体も多いですよね?

ツタバ化される前に出来そうなこと #公設ツタヤ問題

昼間、ぼけーっと、 Twitter の TL 眺めたたら、知り合いが多賀城市立図書館を見に行っているというを見かけたので、記録代わりにということで、 Togetter でまとめていたんですが、そのまとめている中にも入れてありますが、

というのが目に止まった。
そういえば、図書館をツタバ化した第一号である武雄市でも、視聴覚資料を中心としてかなりの点数の除籍が行われたことが問題となりましたね。(自分もこの件に関連したエントリーを書いてます。→ その 1 その 2

リストによると、除籍された書籍や雑誌は約5500点、ビデオやCD、DVDの視聴覚資料は約3250点となっている。このうち、特にネットで問題視されているのが、DVD464点の除籍だ。映画「ハリー・ポッター」シリーズなど人気タイトルも含まれており、併設されているTSUTAYAで有償レンタルされている作品もある。郷土資料ともいうべき地元誌も除籍されていることから、図書館のアーカイブ機能が損なわれているのではという指摘もあった。神戸女学院大学名誉教授の内田樹さんやジャーナリスト、弁護士などからも、疑問を呈するツイートが多く見られた。

[From 武雄市図書館が開館前にDVDを大量除籍 「館内併設のTSUTAYAに配慮?」との疑問の声に武雄市は否定]

武雄市は否定していますが、何らかの配慮があったと取られてもおかしくない状況なわけで、それが多賀城市でも発生しうる可能性は否定出来ないと思うわけです。

急がば回れ、とは申しますが… #JAPANsg #たけお問題

JAPANsg に関しては、いろいろと残念な部分が多いわけですが、その中でこんな tweet 。

日本 Facebook 学会総会と称して公費も投入してお誕生会やったんじゃないか疑惑があって、その疑わしさを示す資料なんですが、そのことは今回の本題ではないので、置いておく。

で、引用した tweet からリンクされている PDF のうち、決算書の方をよく見てみると…。(上が平成23年度、下が平成24年度。)

決算書p.6 平成23年度の支出額(一部) 決算書p.3 平成24年度の支出額(一部)

どちらも「システム開発・運営費」という項目があって、そこの適用の部分を見ると「F&B良品」の名前が踊ってますね。
この「武雄市物産まつり実行委員会」という組織については、下記のサイトに有るリンクから規約やら、規約から抜き出された実行委員会の目的が読めるので、それを見てみたわけですがね。

ちなみに物産まつり実行委員会の規約はこれ(https://drive.google.com/file/d/0B3OZKzL6x78xeUZ4ZHBwLXhEZVk/edit?usp=sharing)
第1条 ふるさと武雄の産業や文化等を県内外に普及、宣伝を図り、もって商工、農業等の調和ある発展と地域経済の活性化に寄与することを目的として、武雄市物産まつり実行委員会(以下「委員会」という。)を設置する。

第2条 委員会は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
(1)武雄ブランド商品の販路開拓及び販売促進に関すること。
(2)武雄ブランド商品の広告と宣伝に関すること。
(3)武雄ブランド商品の開発に関すること。
(4)物産まつりの開催に関すること。
(5)その他委員会の目的達成に必要なこと。

となってるんだけどどれに該当するのかな?

[From 武雄市問題: 先進自治体佐賀県武雄市の灰色な税金の使い方]

確かに掲げられている目的のどれが、JAPANsg という自治体運営型通販サービスの運営に該当するのかがわかりませんね。(そもそも直接販売に携わるということは目的に書いてないし。)

運用方針、自らが守っていただきませんと… #たけお問題

IT先進自治体()、と言われている武雄市の Facebook ページ、運用方針が作られたのようなのだけど、まぁ突っ込みどころ満載というか…。

まず、知的財産権の扱い。

4.知的財産権
 当ページに掲載されている、写真・イラスト・音声・動画及び記事等の知的財産権は武雄市役所又は正当な権利を有する者に帰属します。

[From ■武雄市役所公式Facebookページ運用方針]

まぁ、ふつーだよなぁと思うことが書いてあるのだけど…。
さて、この画像はどういうことでしょうかねぇ?

念のため、その魚拓もリンクしておきます。

Google マップに見えるんですけど?しかもスクリーンショットを撮ったやつを、わざわざ加工しているようにみえるんですが?
Google マップの利用規約を読むと、手段を問わずマップ上にある著作権関連の記述の削除は規約違反、というように書いてあるんですけど、自らが定めた運用方針を逸脱した行為を、既に自らが行っているような気がしますが、大丈夫なんですかね?

Google マップ、Google Earth、および対象コンテンツを使用する場合には必ず、Google およびその供給業者の権利帰属表示を付けなければなりません。いかなる場合においても、適切な権利帰属表示をせずに対象コンテンツを使用することは認められません。例外としての許諾を申請されても回答はいたしかねます。

[From Google 使用許諾 – マップ/Google Earth に関するガイドライン]

※ 引用内容と引用元のリンクを修正しました。[2014/07/26]

実を言うと、ほぼ 1 年前にも似たような指摘をしてあるんですけど、残念ならがその甲斐はなかったようです…。

「わたし、武雄モデル。今度、あなたの街に行くの。」が現実になる? #たけお問題

文京区の橋本 直和議員が、武雄市の視察に行かれたようです…。

市役所の方で、Facebook 活用に付いての説明も受けたようで、

武雄市のホームページはfacebookというSNSを利用しており、平成21年7月樋渡市長の発案で始まりました。
月間アクセス数が旧ホームページでは約5万件だったのに対し、今では約300万件(60倍)を超えるそうです。

[From 武雄市視察|文京区議会議員 橋本直和 オフィシャルブログ]

と、さすがに「98億7千件」という途方も無く根拠の薄い数字を提示されての説明はなかったようですが、この「300万件」という数字に関しても、

自治体サイトをFacebookに移行してからアクセス数が上がったと自慢されているようなのだけど、この数値って『リーチ数』 [ *1 ] ですよね。Facebook上での投稿に対して何かしらのアクションを起こした数のカウント数。

[From 佐賀県武雄市のサイトのアクセス数の話 | 脳無しの呟き《土鍋と麦酒と炬燵猫》]

という指摘があったりします。
あと、市長自ら「ひまじんうんこ」なるコメントをつけたり、不都合なコメントの削除やユーザのブロックを積極的に行っていますし、市の Facebook ページでも批判的な内容の質問に関しては決して返信がつかないなどの事例を多数見ていますと、武雄市の Facebook 活用事例は見習うに値するようなものとは思えません。

キッズの定義は、どうなってる? #takeolibrary #たけお問題

武雄市教育委員会の方から「怪しいアンケートが来た」という話が出てきた。

ビッグデータの名寄せによる危険性も同時に示唆されている話なのだ。

わかりやすくアンケートの話を中心に展開すれば、「無記名アンケートは本当に無記名なのか?」という話である。

[From 『#武雄市図書館 キッズライブラリのアンケートについて』 #武雄市問題 (前編) - Heavy Moon]

一つにはTwitterでも指摘されている通り賛成者だけの数字でのグラフ作成をしたいという調査側の魂胆と、賛成者母数に対しての設問で「こんなのはどう?」という選択肢を並べることによる『回答(思考)誘導』くらいだろう。

[From 『#武雄市図書館 キッズライブラリのアンケートについて』 #武雄市問題 (後編) - Heavy Moon]

細かい話は、上に挙げたBlogの方を読んでもらうとして、回答者の特定が容易、賛成者が多数という方向に持って行きやすい設問構成になっているという点で、かなり筋の悪いアンケートになっているらしい…。

教育基本法を読んでみた #たけお問題

(義務教育)
第五条  国民は、その保護する子に、別に法律で定めるところにより、普通教育を受けさせる義務を負う。

[From 教育基本法]

上に引用した部分、これは教育基本法に書かれている義務教育に関する条文。
「保護者が、自分の子に対して教育を受けさせる義務を負う」と解釈するのが普通なのではないかと思うのだけど、度々話題にしている武雄市では、どうやらそうではない(というか、そうさせたくない?)模様。

駐在員は区長を兼ねており、全市から97人が出席。官民一体型学校は区長会など地域からの手上げ方式で導入校区を決めるため、樋渡啓祐市長が「官民一体型学校はメシが食える魅力的な大人を育てること。学校の先生たちと力を合わせて進めていきたい」と理解を求めた。浦郷究教育長と代田昭久教育監(武内小校長)が、連携する民間学習塾「花まる学習会」の授業の映像も使って説明した。

[From 武雄市「官民一体型学校」を駐在員に初説明|佐賀新聞 電子版]

何故、子育て現役世代ではないであろう人たちの集まりが、やるやらないの判断をしなくてはいけないのでしょう?(これについては、前にも書いたな。)
本来なら、現時点で小学 1〜5 年の児童の保護者+幼稚園年長組の保護者に対してきめ細かに説明を行うべきですし、導入の決定権も保護者グループが持つべき話ではないかと、つくづく思うのですがね…。

7分で判る? #たけお問題 のポイント

「武雄市周辺で、起きてることって、どういうこと?」って、なかなか判りにくいのですが、コラムニストの勝谷誠彦氏がなかなか鋭い分析をしていたので、ご紹介。

主に、図書館と公教育改革の話をしていますが、「市民は、本当にそれでいいと思っているのか」ということも問いかけています。
実際にどう考えるか、というのは聞いた人それそれで感じ方が違うでしょうから、聞いてみたうえで考えてもらいたいな、と思います。

なんせ、武雄市を手本に、と考えている首長や地方議会議員、自治体職員が結構全国に散らばっているのですよ。打ち上げ花火的な実績が欲しいと考えている人にとっては魅力的なんでしょうね、樋渡市長と武雄市政の政策って。

でも実際のところ、実績のない企業に対しての発注が随意契約な上に選定行為自体が権限逸脱、市民よりもマスコミ発表優先で既成事実化した上で進める、といった、普通の行政の進め方から見たら、反則だろ的なやり方なんですよね。
そういう人たちが、「武雄に続け」とばかりに暴走しないよう、よく動向を監視しておかないと、自分の住む自治体で

  • CCCに、図書館の管理を任せます。それにあたって必要な改装費の一部を税金から支出します
  • 花まる学習会と組んで、塾のノウハウを小学校の教育に取り入れます!

ということが、いつのまにか起きているかもしれません…。
興味のある方は、下のリンクから、イロイロとたどってみるとよいでしょう。