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Debian GNU/Linux(lenny)をインストールしてみる:squeezeへアップグレード

「もっと新しいのがいい」とか「多少のトラブルは、勉強のつもりだから」というのであれば、次期正式版(6.0)の候補として開発の進んでいる"squeeze"と呼ばれるテスト版か、コードネーム"sid"と呼ばれる不安定版をインストールすればいいでしょう。

Debian GNU/Linux(lenny)をインストールしてみる:準備編 - Soukaku's HENA-CHOKO Blog

と書いておいたら、squeezeが正式版としてリリースされました。(ニュースリリースはこちら。)
#新しいテスト版はコードネーム"wheezy"になるのか・・・。

早速、アップデートしてみようというわけだけど、Debianが使っているパッケージングシステムでは、どのアーカイブミラーからダウンロードするのか、どのバージョンを使うのか、といった情報は、"/etc/apt/sources.list"に設定されています。
"/etc/apt/sources.list"の中の

deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ lenny main

のように書いてあるうちの"lenny"と書いてある部分を、"squeeze"に書き換えてあげれば準備OKということになります。

エディタで書き換えてもいいのだけど、複数行あるのでちまちま変更するのも面倒なので、今回はperlを使って一気に書き換えてしまう方法を使ってみます。

debian:~# perl -pi.bak -e 's/lenny/squeeze/' /etc/apt/sources.list

書き換えるときに、元のファイルも残すようにしておいたので、変更前後で比較してみると、次のとおり。

debian:~# diff -u /etc/apt/sources.list.bak /etc/apt/sources.list
--- /etc/apt/sources.list.bak   2011-01-24 23:34:24.000000000 +0900
+++ /etc/apt/sources.list       2011-02-06 15:02:25.000000000 +0900
@@ -1,13 +1,13 @@
 #
-# deb cdrom:[Debian GNU/Linux 5.0.7 _Lenny_ - Official i386 NETINST Binary-1 20101128-01:05]/ lenny main
+# deb cdrom:[Debian GNU/Linux 5.0.7 _Lenny_ - Official i386 NETINST Binary-1 20101128-01:05]/ squeeze main
-#deb cdrom:[Debian GNU/Linux 5.0.7 _Lenny_ - Official i386 NETINST Binary-1 20101128-01:05]/ lenny main
+#deb cdrom:[Debian GNU/Linux 5.0.7 _Lenny_ - Official i386 NETINST Binary-1 20101128-01:05]/ squeeze main
-deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ lenny main
-deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ lenny main
+deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ squeeze main
+deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ squeeze main
-deb http://security.debian.org/ lenny/updates main
-deb-src http://security.debian.org/ lenny/updates main
+deb http://security.debian.org/ squeeze/updates main
+deb-src http://security.debian.org/ squeeze/updates main
-deb http://volatile.debian.org/debian-volatile lenny/volatile main
-deb-src http://volatile.debian.org/debian-volatile lenny/volatile main
+deb http://volatile.debian.org/debian-volatile squeeze/volatile main
+deb-src http://volatile.debian.org/debian-volatile squeeze/volatile main

行頭に"-"がある行が変更前、"+"なのが変更後です。こうしてみると、ちゃんと置き換わっているのが分かると思います。
"#deb cdrom:~"の部分は、CD-ROMやDVDからパッケージをインストールするための設定ですが、今の設定ではコメントになっているので、無視して構いません。
diffコマンドがない、という場合は、"aptitude install diff"でインストールを。

Debian GNU/Linux(lenny)をインストールしてみる:IPアドレスをスタティックに指定する

仮想マシン上のDebianですが、現時点ではDHCPを使って動的にIPアドレス割り当てられているようになっているのだけど、それだと都合が悪いことも出くる。

IPアドレスを設定している設定ファイルは、"/etc/network/interfaces"なので、ちょっと中身を覗いてみると

debian:~# more /etc/network/interfaces
# This file describes the network interfaces available on your system
# and how to activate them. For more information, see interfaces(5).
# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback
# The primary network interface
allow-hotplug eth0
iface eth0 inet dhcp

と書いてあって、eth0というネットワークインターフェースに関する設定は、最後の2行。
この部分を書き換えて、DHCPによる動的なIPアドレス割り当てから任意のIPアドレスを静的に割り当てるように変更をすることにします。

それと、設定変える前に、マシンに割り当てるIPアドレスを決めて、ネットマスクやブロードキャストアドレス、ネットワークアドレス、デフォルトゲートウェイを調べておきましょう。

Debian GNU/Linux(lenny)をインストールしてみる:アップグレードしてみよう

ちょうどいいタイミングというか、"Lenny"のアップデータが出たので、早速アップデートしてみましょう。

バグフィックスやセキュリティホール対策などを行ったパッケージが、ある程度溜まったタイミングで、今回のようにアップデートが行われます。

The Debian project is pleased to announce the eighth update of its stable distribution Debian GNU/Linux 5.0 (codename lenny). This update mainly adds corrections for security problems to the stable release, along with a few adjustment to serious problems.

Debian -- News -- Updated Debian GNU/Linux: 5.0.8 released

sshクライアントでも、コンソールからでもいいので、サーバにログインして、rootになりましょう。
rootになったら、"aptitude update "を実行して、パッケージ情報の更新をします。

Debian GNU/Linux(lenny)をインストールしてみる:仮想化ソフト特有の注意点

物理的なマシンだったら。気にしなくていいことなのだけど、仮想化ソフト上の仮想マシン、標準的なPCををエミュレートしているとはいえ、完璧というわけではなく、大抵仮想マシン向けのドライバだったりユーティティが用意されていたりする。それをインストールすることで、管理が楽にできるようになるといったメリットもあるので、それもインストールもしておきましょう。

すでに、テスト用の仮想マシンでsshdが起動しているので、ホストマシンのターミナルソフトで、

[soukaku@Messiah|~]$ ssh soukaku@172.16.0.202
The authenticity of host '172.16.0.202 (172.16.0.202)' can't be established.
RSA key fingerprint is f0:70:1e:6e:58:d7:44:db:8f:98:67:f6:82:c7:a7:29.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
Warning: Permanently added '172.16.0.202' (RSA) to the list of known hosts.
soukaku@172.16.0.202's password:
Linux debian 2.6.26-2-686 #1 SMP Thu Nov 25 01:53:57 UTC 2010 i686

The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.

Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
Last login: Sat Jan 22 17:28:39 2011 from 172.16.0.101
soukaku@debian:~$ su -
パスワード:
debian:~#

のようにログインが出来るようになっているはずなので、これ以降はリモート接続での作業を中心にしていきます。

Debian GNU/Linux(lenny)をインストールしてみる:インストール編(5)

ここまで来たら、後もう少しです。

ソフトウェアの選択

ソフトウェアの選択

サーバをどんな用途で使うのかを指定することで、その用途に合わせたパッケージをインストールするため、ソフトウェアの選択では、ウェブサーバ、DNS サーバといった選択肢を選択するようになっています。
ここでは、必要最低限のパッケージだけを入れたいので、標準システムにだけチェックを入れて続けるボタンをクリックします。

Debian GNU/Linux(lenny)をインストールしてみる:インストール編(4)

ベースシステムのインストールが終わるとユーザ関連の設定を行うパートになります。

ユーザ情報の設定

ユーザ関連の設定(rootのパスワード)

システム管理用のrootアカウントのパスワードを設定します。
ここで指定するパスワードを使ってrootアカウントでログインすることになるのですが、rootアカウントはファイルの読み書きや削除やプログラムのインストールなどをなんの制約も受けずに実行することができるアカウントですのでパスワードの扱いには注意しましょう。

パスワードを入力しても、入力した文字が表示されることはありませんので、ここで入力したものは必ず覚えておきましょう。

Debian GNU/Linux(lenny)をインストールしてみる:インストール編(3)

ネットワークの設定が完了すると、インストール先となるディスクの設定を行っていくステップに入ります。

ディスクのパーティショニング

ディスクのパーティショニング(方法の選択)

インストーラの説明にもあるとおり、手動で細かく設定してゆくことも出来ますが、今回はインストーラにお任せで進めていきますので、"ガイド - ディスク全体を使う"を選択した状態で、"続ける"ボタンをクリックします。

Debian GNU/Linux(lenny)をインストールしてみる:インストール編(2)

インストーラが起動したところで、実際にインストールを進めていきます。

Debian Installerの起動画面

インストールはインストーラの指示通りに進めていけば、それほど難しこともないので、サクサク進めていきましょう。
カーソルキーで"Graphical install"を選択して、"Enter"キーを押します。

lenny, coming!

既に昨日のことですが、Debian GNU/Linux バージョン 5.0 (コードネーム lenny)がリリースされました。

Debian プロジェクトは、22 ヶ月にも渡る継続的な開発を終え、Debian GNU/Linux バージョン 5.0 (コードネーム lenny) の公式リリースを発表できることを嬉しく思います。

Debian -- ニュース -- Debian GNU/Linux 5.0 がリリース

今回のリリースで、ちょっと面白いなぁと思ったのは、ライブイメージと呼ばれるものが導入されたことでしょうか。いわゆる1CD Linuxといわれるような形での利用が出来るようになったのですね〜。

通常のインストールメディアに加え、Debian GNU/Linux は、 あらかじめインストールしていない環境でも直接使えるようになりました。 このような特殊なイメージは一般にライブイメージと呼ばれ、CD や USB メモリ、 様々なかたちのネットワークセットアップで利用可能です。ライブイメージは、 まずは amd64 アーキテクチャ用と i386 アーキテクチャ用のみが提供されています。

Debian -- ニュース -- Debian GNU/Linux 5.0 がリリース

これはちょっと試してみたいかも。Windowsで何かあった時のレスキュー目的で使えたりするとありがたいんだけどな〜。

相変わらず多くのアーキテクチャをサポートしているので、アーキテクチャ混在環境を同じディストリビューションに統一したいという場合には使い勝手が良いかも知れませんね。

ちなみに、次の安定版となるテスト版のコードネームは"squeeze"だそうです。