CCC が MVNO でスマートフォン市場に打って出てくるんだそうで…。
TSUTAYAやTポイントなどを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下CCC)が、創業当初からのコンセプト「ライフスタイル提案の場」を実現するために、スマートフォンをはじめとするデジタルデバイス・サービスを展開する新会社「CCCモバイル」を設立した。
[From ASCII.jp:あのTSUTAYAがモバイル業界に参入! スマホは来年秋発売]
スマホも随分普及してきました、といってもまだガラケー使っている人達もいるわけで、その辺りにうまく訴求出来れば、それなりにシェアを取ることは出来るんじゃないかとは思います。(端末のレンタルも予定されているようですし。)
どのぐらいの台数を売ることを考えているのかはわかりませんけど、百万台といったオーダーでは考えているでしょうし、ある程度売れる、と確信がなければ参入はしてこないと思います。
レンタル事業は厳しいというような話も聞きますので、新たな個人の行動履歴情報を集めるための手段としたい、という思惑はあるでしょう。
TSUTAYA mobileでは、ライフスタイルを提案する新コンセプトでモバイル事業を展開する。基本的には、端末と通信をセット提供するもの。それに加えて、同社の持つTポイント、Tマネー、T-SITE(Web)などのプラットフォームや、コンテンツを融合させ、グループシナジーを活かしたサービスを展開するとしている。
[From TSUTAYAでスマホ販売「TSUTAYA mobile」来春スタート、オリジナル端末も来秋販売 - ケータイ Watch]
「通信は借りられるため、MVNOとして提供できる時代。ライフスタイル提案のために製品(端末)を作り、売り場を作ります。現在1444店舗のリアルショップを持つ我々がキャリアになったときに、どんなことが起きるか、ご期待いただきたい」(服部氏)。
[From TSUTAYAでスマホ販売「TSUTAYA mobile」来春スタート、オリジナル端末も来秋販売 - ケータイ Watch]
いるかどうかはわかりませんけど、「T ポイントが貯まる」ってだけで、使おうって人いるんですかねぇ。
独自端末(仮に CCC フォンとでも呼びますか)を作るということで、間違いなく言えそうなのはT-ID と端末自身の紐付けは行われるだろうということ。
GPS 機能も積んでくると思いますから、CCCフォンから定期的に送信された位置情報の分析結果と、既に蓄積されている行動履歴を突き合わせて、T ポイント加盟店の近くに行くと、その所有者に合わせたクーポン情報がプッシュ送信されてくる、といったサービスを行うことは当然のように検討しているでしょう。そういうサービスが「ライフスタイル提案」か、と言われれば、首を傾げたくなるわけですが。
#変な例ですが、位置情報から選挙の投票所近辺にいたということが分析されて、TSUTAYA に行ったら「投票済票提示で DVD レンタル 1 枚無料!」ってクーポンが飛んで来るとか、ね…。
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