ProgresTouch用に交換用キーキャップを頼んでみた

ProgresTouch 、気がついたら買って 2 年が経過していました。
使い勝手に関してはもうなんの問題もなく、一部のキーのキートップが擦れてテカり始めたぐらいなわけですけど、前にも書いたとおり

キーキャップの交換が容易なんだから、Command キーと Option キーのキーキャップがあったら、もっといい感じなるよなぁと、なぜか物欲が刺激されているわけで

[From Progres Touch RETRO を OS X で使う - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

macOS に対応したキーが無いことだけが不満で、機会があればキートップだけ手に入れようと、いろいろと探し回っていたわけですが、最近になってようやくめぼしいものを見つけたので注文してみました。何故 AliExpress で探そうと思ったのかは忘れてしまったのですけど、探してみると Command 、 Option だけとかそれ含めてセットになってるのとか、いくつか見つけることができるんですが、注文したのは、以下のもの。

AliExpress CoolJazz Store

色は、黒とグレーの組み合わせで落ち着いたものですが、キーへの刻印はトップの部分ではなく、キーのサイドに印刷されているタイプ。
macOS に対応したキーに拘らなければ、もっとカラフルなものや、文字部分が光を透過しやすい素材で作られている LED バックライト対応のものとか選択肢多いんですよね〜。Windows キー、Alt キー、 Ctrl キーだけの色違いセットとかもあったりするんで、そういう点は羨ましい限り。
#興味のある人は、チェックして見るといいよ。

プログラミングには、意外に食いつきが良くなかったんだよね

なんだかんだと、いいながら遅々として進んでいない、我が家における子供たちへの ICT 教育ですが…。

夏休みに区の事業の一環で行われた小中学生向けのハッカソンにも息子、娘ともに参加させてみたのだけど、思いの外食いつきが良くなかったというか…。
Scratch の基礎編 1 日 + 参加者がペアになって Scratch でゲームを2日間で作るって内容だったんですが、参加させる親としては「そんな短期間でゲームが形なるんかねぇ?」と半信半疑で参加させたわけですよ。で、2日めの終わりに作ったゲームのプレゼンやるってんで見に行ったんですが、これが意外と形になっていて「おぉ…」と思ったんですけど、その後が続かなかった。

ハッカソン終了直後に家族共用となってるノート PC に Scratch をインストールしてみたんですが、それをイジってる気配はまったくなく、もっぱら YouTube 見たり、なんか文書書いたりするぐらいにしか、PC を使ってない…。

もう少しプログラミングの方に食手が動いてくれれば、 ラズパイとイメージセンサとかカメラモジュールを組み合わせて、ちょっとした警報装置みたいな物作ってみたり、子供専用に PC 調達したりしたかったんですけどね。
(ラズパイも扱っているRSコンポーネンツでは、イメージセンサの取り扱いもあるのでチェックしてみてください。)

あんまり押し付けて「コンピュータ嫌い」になられてもアレだよなぁ、とか言いながら、息子にも娘にも IT パスポート試験受けさせようと勉強を始めさせていたりしますが、これはどうなるかなぁ…。

仮想通貨の採掘始めてみました

ここ最近、仮想通貨がブームというか話題になることが多いのですけど、まぁ自分にとってはあんま関係ないな、と思っていたんですけど、GPU を使わず CPU パワーでもって採掘を行なう仮想通貨があるというのを知ったので、ちょっとやってみるか、ということで始めてみました。
元々、 BOINC プロジェクトに参加していたこともあって、常時サーバの CPU パワー全開だったのを仮想通貨の採掘に変えるだけなのでね。

で、掘り始めたのは、 BitZeny
採掘の準備とかは、

今回はUbuntuでマイニングを行うので、そのためのツールをインストールする。といっても非常に簡単で、cpuminerというソフトウェアをgitで引っ張ってきてインストールをすれば終わり。

[From ubuntuでCPU専用仮想通貨「Bitzeny」をマイニング(採掘)してみる。1日にどれくらい、何円分マイニング出来るのか? | Web Net Force]

を参考に。

実働させてみた感想などなど

実際採掘はじめてわかったのだけど、「CPU 専用なのだから、スレッド数の多さが正義!」だと思ったら、意外と物理コア数に合わせて minerd を動かしたほうが採掘効率が良いみたいですな。なんで、それに気づいたか、というと 4C8T かつクロック数も高い Xeon E3-1280 で採掘するより、 4C4T な Xeon X3430 のほうが Hashrate が高いという結果を目の当たりにしまして…。

ということで、現状 3 台で採掘をやってますが、各マシンの Hashrate の最大値は、こんな感じ。

  • Xeon X3430 → 1.80 khash/s
  • Xeon E3-1280 → 2.83 khash/s
    • 8 スレッドで実行すると、 1.43 khash/s と半分ぐらいまで落ちちゃうので、実行スレッド数を制御する -t オプションで "-t 4" を指定して実行中。
  • Celeron E1400 → 0.45 khash/s

Celeron E1400 は、Rolling Version にした VyOS マシンだったりします。Q9450 とか E8400 とか余ってるので、それに載せ替えれば、もちっと採掘ペースが上がるだろうと思うのだけど、しばらくはこのままでちまちまと掘り続けてみますよ。
VyOS を Rolling Version にしたのは、BitZeny の採掘も目的ではあったりする…。ルータだけでは、CPU 殆ど使ってないに等しかったしね。

VyOS を Rolling Version へとアップデート

VyOS を Rolling Version へとバージョンアップしてみた。
Rolling Verison は、いわゆる開発版、ベータ版とも言えるもので、現行の安定版が Debian squeeze ベースなのに対して jessie がベースになっているため、カーネル含めて色々新しくなっているし、 Debian パッケージを持ってきて機能を追加したい時にも新しいものが使えるというのもありがたいところ。

アップデートすること自体は、それほど難しいことではなく、公式サイトの Wiki に記載されている通りにやれば、既存設定の引継ぎも自動的に行われるので、ISO ファイルのダウンロード時間+αの時間で完了。

ただ、今回は単純に旧バージョンの設定を引き継いだ状態では PPPoE セッションが正しく張られないというのにハマりまして、色々調べてみた結果、PPPoE のセッション自体に固定的に割り当ててた IP アドレスの設定を削除してみたところ、上手く繋がった次第。

旧バージョン時代の設定を比較した(抜粋)のが、以下のもの。

--- /lib/live/mount/persistence/boot/VyOS-1.1.8/live-rw/config/config.boot      2017-12-29 00:30:09.499208506 +0900
+++ /config/config.boot 2017-12-29 03:32:47.239589856 +0900
<<中略>>
@@ -134,17 +134,17 @@
hw-id xx:xx:xx:xx:xx:xx
pppoe 0 {
default-route auto
- local-address 218.219.149.233
mtu 1492
name-server auto
password **********
service-name editnet
user-id ********@218.219.149.232@edit.ne.jp
}
- smp_affinity auto
+ smp-affinity auto
speed auto
}
- loopback lo
+ loopback lo {
+ }
tunnel tun0 {
address 2001:470:23:94::2/64
description "HE.NET IPv6 Tunnel"
<<後略>>

んと、"local-address" の 1 行の有無だもんなぁ。(他にも差分出ているけど、バージョン変わったことで自動的に変更されたところだけど、VyOS 動作自体には影響しない部分。)

最近、微妙に肩が張ると思ったら…

HUGE 使い始めて、3週間ほどになるんですが、

まだ使いはじめて間もないので、いまいちマウスとの使い勝手の違いに戸惑っていたりするわけですが、

[From 大玉トラックボールの ELECOM HUGE に乗り換えたよ! - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

微妙に肩に力が入っている感が強くて、どうしたら楽に使えるようになるかなぁ、と思って試しに HUGE の手前にリストレストを置くようにして手首を載せるようにしてみたら、かなり楽に操作できるように…。
HUGE を操作する時に無意識のうちに前腕部を浮かすようにしていたようで、そのせいで肩に力が入っていた模様。

リストレスト自体は、暫く前から使っていたのだけど、サイズがキーボードの幅に合わせたものだったので、それをずらして使うことも考えたんだけど、そうすると今度は左手側が窮屈になる、ということで幅の短いパームレストを調達して並べることに。

結果、こんな感じになっています。

HUGE の手前にリストレストを置いた、の図

これで、手首をガッツリ乗せておけるので、楽になりました。

Express5800/53Xg を手に入れたので、色々配置替え中

以前自宅での仮想環境用に調達した HA800 。

そもそも、新しく機材を調達しようと思ったのは、 Mac mini や LIFEBOOK で動かしていた VirtualBox による実験環境を集約。これにより、 LIFEBOOK を用途的に浮かすことが出来れば、家族が使っている調子の悪い ThinkPad をそれで置き換えられるな、というのが発端。
そこになんともタイミング良く、今回入手した HA8000 がヤフオクに出品された、というわけ…。

[From HA8000の中古を手に入れるなど - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

使っているとなんだかんだで、欲が出てくるというか、Hyper Threading 有効な CPU 欲しくなってきたもんで、ヤフオクで X3440 より上のやつをチェックをマメにしてたんですけど、出物があってもお小遣い的なタイミングと合わなかったりして、購入までは至らず。

んで、ヤフオク検索しててふと見つけたのが、 Xeon E3 シリーズを搭載した Express5800 のワークステーション。
X3470 とか X3480 が 1 万近い値段で出品されているのと、そう変わらない値段で出品されているものもチラホラあったし、「CPU 単体で買うよりもコスパ的にもいいな…」ということで、ターゲットを変更。メモリが 32 GB までいける E3-1275 v2 搭載の Express5800/53Xi を第一候補、メモリ 16GB までで E3-1280 搭載の Express5800/53Xg を第二候補としてウォッチしてたんですが、第一候補は出品台数も少なかったこともあったのか、スルスルと入札額が上がっててしまい、あっという間に予算オーバしてしまったので断念。

一方、第二候補の方は複数台出品されてたのと第一候補狙いの人が多かったのもあったのか、入札終了時刻キリギリまで入札者がいないのがあったので、終了間際に入札して、無事確保した次第。(他の人と競ることもなかったのは、ラッキーだった。)

2020 年から、小中学校でプログラミングが必修授業に??

この件、うちの子供達は、微妙にかぶらなさそうなだな〜と思ったら、小中高全てでということらしく、バッチリ関連するんで、思ったことを書いておこう。

2020年度からの新学習指導要領に教える内容を盛り込む方向で議論する。技術の進化が飛躍的に進む中、コンピューターを制御する能力の育成が重要と判断した。

[From 小学校でのプログラミング教育必修化を検討 文科省:朝日新聞デジタル]

プログラミングを授業として教えることには、反対はしませんけどね。色々と不安ではあるわけですよ。

一体、誰が教えるの?

一番の問題は、教える側をどうするのか、ということだと思うのですよ。全国の小中学校で一定レベルのプログラミング教育を行える人材の確保が、一番の障壁になるんじゃないか、というのが個人的には一番の不安点ではあります。

段階的に始める、ということらしいですけど、プログラミング授業に対応できる教員なり講師なりを配置することが果たして可能なのか?
学年別にどういう内容を授業として行うのか、それに使う言語や環境はどうするのか、成績つけるとしてその評価基準は、とかとか検討しなくちゃいけないこと沢山ありますし、それらを指導要綱としてまとめ上げ、それに沿った授業を行える要員を育成する為の研修コースを組んで、さらに要員教育するということを行うための時間は 4 年しか無いんですけど、本当に大丈夫なのでしょうか…。

子供に PC 渡して何をさせたいか、というと…

前のエントリーにもちょこっと書いてあったのだけど、子供に PC を渡す一番の目的は「何かを作り出す方向」で PC が使えることを体験して欲しいというもの。

手っ取り早いのは、電子工作?

オフィスソフトの使い方なんてのは、小学校で教えられていたようだし、中学校でもそういった授業はあるだろうし、家ではその辺に重点を置くつもりは、全くなし。

あとは、Raspberry Pi 渡して電子工作でも、とも思ってますが、これも興味を持つのであれば考えてもいいかなぁ、と…。

[From 子供に PC を渡そうと思ってるんですけどね - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

やっぱり、「使うことの面白さ」を実感するという意味では、画面の中だけでクローズさせずに、実際にモノの動作として見ることが出来る電子工作と組み合わせる、というのが良いんじゃないかと思うわけです。
Raspberry Pi と Scratch 使って、LED を操作したりということも出来るようなので、まずはそれをとっかりに、物を動かす、何かデータを計測する、そのためにはどういったプログラムが必要で、というのも学んでくれるといいなぁと。

Rasp Pi 使って何かをする、ということに関しては本でもネットでも情報が豊富にあるようですし、ほっといても子供なりに考えて、進んでいってくれるんじゃないかと期待しているところではあります。

子供に PC を渡そうと思ってるんですけどね

うちの長男、早いもんで今春から中学生です。

そろそろ、自分専用の PC を与えてもいいかな、ということで、いろいろ調べているわけですが、デスクトップは置き場所のことを考えると現状ではパス。だからといってノート PC もなぁ、ということで現時点での最有力候補はスティック PC だったりします。

初心者ほどハイ・スペックを、という話もないわけじゃないけど、与えられた本人も PC 使って何かをやりたいという目標があるようではないみたいだし、だったら当面は CPU パワーを必要とするような使い方もしないだろうし、CPU パワーが必要になるようなことをやりたいとなったら、そん時考えりゃいいかと…。

あとは、Raspberry Pi 渡して電子工作でも、とも思ってますが、これも興味を持つのであれば考えてもいいかなぁ、と…。
これに関してはどっちかというと、親である自分のほうが複数台並べて Rasp Pi クラスタ組んでみたいという気持ちのほうが大きかったりしますけど、息子もプログラミング自体には興味があるようなので、作ったクラスタで一緒に遊ぶってのも出来るなぁ、とかとか。

文京区立図書館サイト、メンテ明け直後に何かが起きていた?

図書館の利用カードや、Web サイトのログイン用 ID に関しては、なんらアナウンスがなかったので、単純なバージョンアップなのだろう、と思っていた、文京区立図書館の Web サイト。特に、目立った不具合もなく再開されました。

実際にサービス再開後に、サイトにアクセスしてみたところ、認証周りの画面遷移が変更されていたり、蔵書検索画面などでログイン状況が表示されるようになっていたり、スマホ専用画面が用意されていたりと、細かく変更がかかっていました。

ただ、チョット注意深く確認をしてみたところ、どうも裏でドタバタがあったんじゃないかというのが、推測されるような証拠がちらほら。

今回のメンテの目玉は、サーバ証明書の SHA-2 化だったわけですが…

アナウンスにもある通り、今回のメンテナンスにおける最大のポイントは、 SSL/TLS 接続で使われるサーバ証明書を SHA-2 対応に変えるというものだったわけですけど、どうもこの辺りの設定に関してサービス再開後にも変更が行われた形跡があるんですよね…。

まず、メンテ期間中の 1 月 4 日から 1 月 8 日の間に、サーバ証明書の入れ替えが行われたことが確認できています。
Qualys SSL Labs で提供されている SSL Server Test での診断結果の一部ですが、左が 1 月 4 日時点で、右が 1月 8 日時点。

SSL Server Testでの診断結果 2016/1/4時点SSL Server Testでの診断結果 2016/1/4時点

まぁ、Rating の低さは気になりましたけど、再オープンまでにはちゃんと対処されるんだろうなぁ、と思っていたんですが…。
#この時点で、TLS 1.0 しか有効になってないのとか、気にはなっていなかったわけではない。