なんだかんだで Hackintosh に切り替えて、1 年近く経つわけですが、
CPU は i5-3470 が載ってたので微妙にパワーアップしたし、メモリも 4GB 付いてたのもだったので現状では 4 + 4 + 2GB の計 10GB。ここまでメモリ載ってると、操作でたつくようなこともなく、ストレスなく使えるようになりますね。メモリは、もう少し載せたいなぁとは思うのですが、そのあたりはおいおい追加することにしましょう。
[From 真冬の夜の夢:Pro 4300 SFFから Pro 6300 SFFへチェンジ! - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]
そうそう不満なく使ってはいたんですけど、High Sierraから Mojave しようとすると、Pro 6300 で使っている GeForce GT710 用の Web ドライバの Mojave 版がリリースされていないのをどうしようとか、やっぱりもっとパワーのあるマシン使いたいという欲が出てきたりしまして…。
調べてみると、HP の Z シリーズのワークステーションだと Hackintosh 化の実績もあるし、ヤフオクでも割と潤沢に出品されてるし、そのへん狙うか〜、ということに決定。
ビデオカードを Mojave でのサポートが充実している AMD の新し目のものにしようとした場合、電源容量のこととかビデオカードのサイズこととかを考慮すると、Z2x0 は電源容量の面(Z2x0 SFF は更に筐体サイズが問題)で候補から外れ、 Z4x0 以上で CPU もSandyBridge EP 以降で探すと Z420 、Z440 、 Z620 が有力候補となり、あとはお値段で決めよう、ということに。
で、ここしばらく様子をうかがっていたんですが、「これは!」というのが、タイミング良くヤフオクに出品されまして、落札したのが、 Z620 だったという次第。
- CPU: Xeon E5-1620
- メモリ: 16GB
- HDD: SATA 500GB + SATA 1TB
- VGA: GeForce GTX 770
という構成だったわけですが、これ、3 万円以内で落とせたのは、かなりお得だったなぁ…。
出来上がるまでには、いろいろありまして…。
まぁ、実際のところ、 Mojave をインストールするというところでは、そんなに大きくハマってないんですよね。
手順的には
- Mojave のインストーラを App Store からダウンロード
- ターミナルから、インストール用 USB メモリを作成
- MultiBeast 使って、インストール用 USB にブートローダや必要最低限の kext 類をインストール
- 準備できたインストール用 USB メモリで Z620 を起動して、インストール実行
- Z620 へ Mojave のインストールが完了したら、 MultiBeast でブートローダなどをインストール
- Z620 の内蔵ディスクからの起動を確認
といった感じだったのですけど、クリーンインストールに関しては、ほんと拍子抜けするぐらい簡単に終わったんですよ。
Time Machine でバックアップしておいたデータ類を Z620 に復元したあとに再起動すると、起動途中で止まったり、起動完了せずに再起動するとか、まともに起動できなくなってしまうというので、苦労しまして…。(何回インストールし直したことか…。)
井上 返信
とても興味深い記事をありがとうございます。
私もこの記事を参考にハッキントッシュ始めてみようと思いました。
HP Z620を昨日ヤフオクで落札しました。連休中に届いたらいいなあというところです。2CPU化までできてしまうなんてなかなかありませんから。
とても楽しみです。これからも参考にさせていただきます。
ありがうございます。
Soukaku 返信
Hackintosh化に関しては、調べてみると参考になるサイトがいつくか見つかると思うので、そちらを参考にしてもらうとして、Zシリーズ向けに使えるパーツ類がeBayやAliExpressあたりを覗くと結構転がっているので、色々いじくり回すベースには面白いですね。
個人的には、もう少しメモリを増やすのとビデオカードをRX570あたりに変えたいなと思って、色々と見て回っているところなのですが…。