MojaveをインストールしたSSDが、Zabbixでディスカバリされなかったので

HDD に Mojave インストールして動かしてたときは、Zabbix のローレベルディスカバリで、システムディスクが検出されて、ちゃんと利用量などの値が取れていたのに、システムディスクを SSD に換えてから一向にディスカバリされなくて「なんでかな〜?」と思ってたんですが…。

ふと思い立って、管理 > 正規表現 > "File systems for discovery" とチェックしていったところ…。

管理 > 正規表現 > File systems for discovery

条件式に、 APFS が含まれてない!

そそくさと、以下のように修正してみたところ、正しくディスカバリされ、値が取れるように。

Before:
^(btrfs|ext2|ext3|ext4|reiser|xfs|ffs|ufs|jfs|jfs2|vxfs|hfs|refs|ntfs|fat32|zfs)$

After:
^(btrfs|ext2|ext3|ext4|reiser|xfs|ffs|ufs|jfs|jfs2|vxfs|hfs|apfs|refs|ntfs|fat32|zfs)$

バグ、というわけではないけど、見つけちゃったんで一応フィードバックしてはみたので、どっかのタイミングで取り込まれるといいなぁ…。

フィードバック前に、似た事例がないか調べてみたけど、見つからなかったので、意外と誰も困ってなかったりする?
#というか、フィードバックするような内容でもなかったりしたのかな…?

Z620のUSB3.0ポートを有効化する

Z620 の Hackintosh 化、USB3.0 以外は特段問題なく使えてたんですが、やっぱり USB3.0 も使えるほうが便利だろう、ということで設定を見直して、有効化することができたので、そのメモ。

Z620 の USB ポート構成

実機での確認すると、フロント側 USB2.0 ×1 + USB3.0 ×2 、リア側に USB2.0 ×4 + USB3.0 ×2 という構成。
下の画像は、サービスガイドから抜き出したものですが、前面④と背面③が USB2.0、前面⑤と背面⑩が USB3.0 。

Z620前面ビューZ620背面ビュー

メンテナンスおよびサービスガイドを読むと、それ以外に内部に USB2.0 × 6 が存在している、となっています。

Z620のシステムブロック図

Z620にNVMeなSSDを載せてみる

Intel 660pとアイネックスAIF-08

Z620 、 SanDisk X600 SATA SSD の 512GB にシステムをインストールして使っていたんですけど、 PCIe レーンもスロットも余裕で余ってるんで、 HHHL タイプか M.2 - PCIe 変換アダプタ経由で NVMe SSD 使ってみたいな、と考えていたところに、Intel SSD 660pシリーズの 512GB がお手頃価格で売ってたので、さっくりと購入。

別に SATA 接続ので不満がある、というわけではないんですけど、使えるもんなら使ってみたいな、と…。

変換アダプタを使って、PCIe スロットへ

Z620 には M.2 スロットはないので、 M.2 接続の SSD を使うには変換アダプタを介して PCIe スロットに装着することになるんですが、それにはアイネックスの AIF-08 を使うことに。M.2 - PCIe 変換アダプタ自体、安いものなら千円しないんですが、熱対策のためのヒートシンクも用意すること考えると、最初からヒートシンクがついている AIF-08 との値段的には差がなくなってくるんですよね。
#AIF-08 、青色 LED のイルミというギミックがあるんですが、それなくてもいいんだけどな…。

AIF-08 に 660p を組み込んで、その AIF-08 を Z620 のPCIe スロットにセット。

660pをAIF-08に載せてみた、の図(ヒートシンク取り付け前)AIF-08をZ620のPCIeスロットに

Z620 の内部スロット、

  • PCIe 3.0
    • ×16 スロット 2 本:2 番と 5 番
    • ×8 スロット 1 本:4 番
  • PCIe 2.0
    • ×8 スロット(内部 ×4) 1 本:3 番
    • ×4 スロット(内部 ×1) 1 本:1 番
  • PCI 32/33 スロット 1 本

となってるんですが、2nd CPU/Memory モジュールを載せたことで 1 番が潰れ、GTX770 が 2 スロット占有ので 3 番も使えず。ということで、AIF-08 は残っている 5 番に。
#実は同じタイミングで、ASMedia 1042 を積んだ USB3.0 カードを 4 番の挿したのだけど、こいつは認識せず…。

Z620をパワーアップ:ベンチマーク編

んでもって取り付けてみたので、ベンチマークを取ってみた。
ベンチマークに使うのは、お馴染み CinebentchGeekench 4

測定内容ですが、基準点として CPU 交換前の Xeon E5-1620 搭載状態と、E5-1620 から E5-2620 v2 に載せ替えただけのシングル構成。それと、セカンド CPU ドーターボードも載せた E5-2620 v2 デュアル構成の 3 パターンです。

ベンチマークの結果を見る前に

まず、 Geekbench 4 で見た各 CPU の情報から。
左から、4 コア 8 スレッドで クロック 3.6GHzのE5-1620 、6 コア 12 スレッドでクロック 2.1GHz のE5-2620 v2

E5-1620の詳細E5-2620 v2の詳細

Xeon E5-1620 は Z620 入手時点で搭載されていたもの。調べてみたら、 2012 年 4 月発表時のの仕様一覧で行くと、下から2番めのモデルだったようです。ちなみに 2nd CPU/Memory モジュール、日本では注文時の選択オプション(搭載 CPU も含めて)で、あとからの増設には対応していなかった模様。ググってみると、システム構成図のPDFファイルを見つけられるのですけど、その中にはオプションとしても記載されていないのです。
英語版のシステム仕様書も見つけたんですが、そちらには 2nd CPU/Memory モジュール が CPU とセットでオプションとして記述されているので、 ebay で結構見かけるのは保守用部品だったものとか、保守交換品をリペアしたものとかが出品されてるのかな、などと思っています。

E5-2620 v2 のほうは、実はシステム構成図に記載がないんですが、2014 年 12 月頃のマイナーチェンジのタイミングで Sandy Bridge EP 搭載モデルと Ivy Bridge EP 搭載モデルが混在していて販売されていたので、ちゃんと動くんだろうと思いつつ入手したんですけど、動作についてはなんの問題もなかったですね。

Z620をパワーアップ

さて、 Z620 を手に入れて 2 ヶ月ほど経過したわけですが、手に入れた直後からいろいろとパワーアップを画策していたんですけど、

#AliExpress や ebay 漁ると、 E5-2660v2 なんかはそこそこ出品されてますし、セカンド CPU ボードも出品されているのは確認済みだったりするんですが…。

[From HP Z620 WorkstationでHackintosh - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

タイミング良く手に入れたかったパーツが安く見つかったので、チャッチャッと注文しちゃいました〜。

注文して届くまで

今回、今回入手したパーツは

  • 2nd CPU/Memory モジュール
  • 2nd CPU/Memory モジュール用ヒートシンク
  • Xeon E5-2620 v2 × 2

の 3 点。全部 ebay (実際には、ebay の公認代理店であるセカイモン経由)で手に入れています。
ここしばらく「出物はないかなぁ〜」とウォッチしていたんですが、たまたま 2nd CPU/Memory モジュール単体で $100 以下というのを見つけることが出来たので、そいつを注文。デュアルソケット対応の Xeon もないとテストも出来ないよね、ということで クロック数は低いものの 6 コア/ 12 スレッドの Xeon E5-2620 v2 の 2 個セットが $40 ほどで出品されてたのも注文。んでもって、よくよく見てみたら、実は ヒートシンクが注文した2nd CPU/Memory モジュールに付属していなかったので、それも慌てて注文していたりします。

今回、モノの値段だけだったら全部で $160 程度に収まってたりするんですが、セカイモンを経由することで商品価格に応じた手数料が加算されるので、その分余分にかかってます。まぁ、それでも円に換算して手数料込みで 2 万超えてなかったりするんですけど…。
窓口が日本語対応、ebay ダイレクトでは日本向けに出荷してくれない商品も買える、複数商品をまとめて発送することで日本向けの国際送料を節約出来るというメリットを考えると、セカイモンを使うのはありでしょう。
あと、商品検索で同じキーワードで指定しても ebay とセカイモンでは結果が微妙に違って、ebay では結果に出ないけど、セカイモンだと出てくるということがあるみたいで、今回買った2nd CPU/Memory モジュールはセカイモンでの検索結果で見つけたものだったりします。

メッシュWi-Fi/AiMesh対応ルーター ASUS RT-AC68UとLyra miniを試す(その4)

Lyra mini に関するエントリーの第四弾。
今回、お借りした機材は、 Lyra mini だけじゃなく、 Wi-Fi ルータの RT-AC68U も含まれていたので、それもまとめてメッシュネットワークを組んでみた。

以上 Lyra mini だけでメッシュ組んたパターンは終わり。次は、RT-AC68U を起点に Lyra mini でメッシュを組んでみたらどうなるか、を試してみたいと思います。

[From メッシュWi-Fi/AiMesh対応ルーター ASUS RT-AC68UとLyra miniを試す(その3) - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

度々使っている下の図でいうと、Lyra-a の部分を RT-AC68U に変えてメッシュネットワークを形成してみた、という形。(一応、パフォーマンスも測定はしてみたので、それに関しては後ほど。)

テスト実施時のネットワーク構成

RT-AC68U の初期セットアップですけど、これは Web インターフェースだけでなく、 iOS/Android アプリの ASUS Router アプリからも実施できるので、このアプリでチャッチャとセットアップ。

iOSのネットワーク設定で初期設定値のSSIDを選択アプリから設定開始既存ネットワークへの接続形態を選択ようこそ画面へ遷移

メッシュWi-Fi/AiMesh対応ルーター ASUS RT-AC68UとLyra miniを試す(その3)

Lyra mini に関するエントリーの第三弾。

実際に主となる方を書斎代わりの部屋に、従となるほうをキッチンに置いて使ってみているわけですが、 iPhone つないで使っている限りでは、家の中どこにいてもちゃんと繋がってくれるようになったな、というぐらいの感想しかない、というのが正直なところ。
実際、どのぐらいのパフォーマンスが出るのかは、ちゃんと測定してみたいと思います。

[From メッシュWi-Fi/AiMesh対応ルーター ASUS RT-AC68UとLyra miniを試す(その2) - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

前回の予告とおり、トラフィック測定してみましたので、その結果など。

測定の方法と機材について

さて、どうやってトラフィック測定しようか、と考えたときに「サイズの大きなファイルのダウンロードでいいかな?」と思いつついろいろ調べてみたところ、「Linux( Debian )動かしているノート PC もサーバもあるんだし、 iperf 使うのがいいじゃね?」ということで、iperf3 を使うことに。

iPerf3 is a tool for active measurements of the maximum achievable bandwidth on IP networks. It supports tuning of various parameters related to timing, buffers and protocols (TCP, UDP, SCTP with IPv4 and IPv6).

[From iPerf - The TCP, UDP and SCTP network bandwidth measurement tool]

Debian であれば、root 権限で

# apt install iperf3

を実行すれば、インストール完了。
測定も、サーバ側で

$ iperf3 -s

クライアント側で

$ iperf3 -c サーバのIP

と実行すれば、OK。この場合は、クライアント→サーバの測定になりますが、 -R オプションを付けると サーバ→クライアントの測定ができるので(実際の測定時には、少しオプション付きで実行してますが。)

HP Z620 WorkstationでHackintosh

なんだかんだで Hackintosh に切り替えて、1 年近く経つわけですが、

CPU は i5-3470 が載ってたので微妙にパワーアップしたし、メモリも 4GB 付いてたのもだったので現状では 4 + 4 + 2GB の計 10GB。ここまでメモリ載ってると、操作でたつくようなこともなく、ストレスなく使えるようになりますね。メモリは、もう少し載せたいなぁとは思うのですが、そのあたりはおいおい追加することにしましょう。

[From 真冬の夜の夢:Pro 4300 SFFから Pro 6300 SFFへチェンジ! - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

そうそう不満なく使ってはいたんですけど、High Sierraから Mojave しようとすると、Pro 6300 で使っている GeForce GT710 用の Web ドライバの Mojave 版がリリースされていないのをどうしようとか、やっぱりもっとパワーのあるマシン使いたいという欲が出てきたりしまして…。
調べてみると、HP の Z シリーズのワークステーションだと Hackintosh 化の実績もあるし、ヤフオクでも割と潤沢に出品されてるし、そのへん狙うか〜、ということに決定。

ビデオカードを Mojave でのサポートが充実している AMD の新し目のものにしようとした場合、電源容量のこととかビデオカードのサイズこととかを考慮すると、Z2x0 は電源容量の面(Z2x0 SFF は更に筐体サイズが問題)で候補から外れ、 Z4x0 以上で CPU もSandyBridge EP 以降で探すと Z420 、Z440 、 Z620 が有力候補となり、あとはお値段で決めよう、ということに。

で、ここしばらく様子をうかがっていたんですが、「これは!」というのが、タイミング良くヤフオクに出品されまして、落札したのが、 Z620 だったという次第。

  • CPU: Xeon E5-1620
  • メモリ: 16GB
  • HDD: SATA 500GB + SATA 1TB
  • VGA: GeForce GTX 770

という構成だったわけですが、これ、3 万円以内で落とせたのは、かなりお得だったなぁ…。

出来上がるまでには、いろいろありまして…。

まぁ、実際のところ、 Mojave をインストールするというところでは、そんなに大きくハマってないんですよね。

このMacについて

手順的には

  • Mojave のインストーラを App Store からダウンロード
  • ターミナルから、インストール用 USB メモリを作成
  • MultiBeast 使って、インストール用 USB にブートローダや必要最低限の kext 類をインストール
  • 準備できたインストール用 USB メモリで Z620 を起動して、インストール実行
  • Z620 へ Mojave のインストールが完了したら、 MultiBeast でブートローダなどをインストール
  • Z620 の内蔵ディスクからの起動を確認

といった感じだったのですけど、クリーンインストールに関しては、ほんと拍子抜けするぐらい簡単に終わったんですよ。
Time Machine でバックアップしておいたデータ類を Z620 に復元したあとに再起動すると、起動途中で止まったり、起動完了せずに再起動するとか、まともに起動できなくなってしまうというので、苦労しまして…。(何回インストールし直したことか…。)

nsd でセカンダリDNSを構成しなおす

unbound でセカンダリ DNS を構築したものの、

今回の例だと、unbound 自身はほんと最低限の動けばいいレベルでしか設定していないので、実運用時はもう少し考える必要があるので、ご注意を。

[From unboundをbind9のスレーブとして設定してみる - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

設定面に不安もあったし、「なんで unbound なの?オープリゾルバにしたいの?」といったご指摘も頂いたので、いろいろ調べ直して、 nsd をセカンダリとして使うように構成を変更したので、そのメモ。

nsd は

NSD (Name Server Daemon) は高性能で簡単なオープンソースの権威ネームサーバです。

[From NSD 4 – 日本Unboundユーザー会]

と謳い文句にある通り、DNS コンテンツサーバに特化している DNS サーバの実装の一つです。

インストールと基本的な設定

インストールするのは、 unbound をスレーブとして設定した自宅側のサーバ。

HomeNetwork_DNS-20190121.png

これを unbound ではなく nsd に置き換える、と…。(正確には、ちょっと違うので、その点については後述。)

unboundをbind9のスレーブとして設定してみる

bind9 使っている宿命というか、どうしても定期的なセキュリティアップデートを実施しないといけない、というのが結構運用面での負荷になっていて、「どうしても bind でないといけないというところ以外、 unbound に切り替えてもいいのでは?」と思い始めたので、スレーブに unbound を使ってみよう、ということで設定をしてみた次第。

しばらく前から、unbound も権威サーバとして使えるということは、知ってたんですけどねぇ。

インストールと設定

うちのネットワーク的には、さくらの VPS でマスタ、自宅側サーバでスレーブという形で DNS を配置しているので、自宅側を unbound で置き換えるという形に。

/images/network

サーバは、いつもどおりの Debian で構築したものなので、 インストール自体は root で "apt install unbound" なり "aptitude install unbound" で完了。一応、-s オプションつけてシミュレーションモードで確認してみると、こんな感じ。

nexus01:~# apt -s install unbound
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下の追加パッケージがインストールされます:
libpython3.7 libunbound8 unbound-anchor
以下のパッケージが新たにインストールされます:
libpython3.7 libunbound8 unbound unbound-anchor
アップグレード: 0 個、新規インストール: 4 個、削除: 0 個、保留: 25 個。
Inst libpython3.7 (3.7.2-1 Debian:unstable [amd64])
Inst libunbound8 (1.8.1-1+b1 Debian:unstable [amd64])
Inst unbound-anchor (1.8.1-1+b1 Debian:unstable [amd64])
Inst unbound (1.8.1-1+b1 Debian:unstable [amd64])
Conf libpython3.7 (3.7.2-1 Debian:unstable [amd64])
Conf libunbound8 (1.8.1-1+b1 Debian:unstable [amd64])
Conf unbound-anchor (1.8.1-1+b1 Debian:unstable [amd64])
Conf unbound (1.8.1-1+b1 Debian:unstable [amd64])

unbound インストールの時点は、bind9 の削除がいきなり行われたりはしないようです。(というか -s オプション効くの、初めて知った…。)