ツールキットが出回ると、たいした知識無しにウィルスが作れてしまう、というのは怖いですなぁ。
しかも、小学生が探し出せるってことだとしたら、作成ツール自体は目に付きやすいところに流通しているということの裏返しなのかも知れず・・・。
Trend Microはこの騒ぎについて、初歩的なマルウェア作成のツールが簡単に入手でき、小学生でもこのような「攻撃」を実行できてしまうというのは恐ろしいことだと述べている。
簡単にできる恐ろしさ:オバマアイコンを表示するウイルス発生――小学生に作成の疑い - ITmedia エンタープライズ
本当に作ったのが小学生だとしたら「悪いこと」だと認識して作っていたと言うより、おもしろ半分だったというほうが当たっていそうな気がするし・・・。
日本でも最近、
インターネットのIDとパスワードを盗もうとした「ハッカー」から逆にパスワードなどを盗み返したとして、愛知県警は5日、兵庫県尼崎市の中学3年の少年(15)を不正アクセス禁止法違反の疑いで書類送検した。
asahi.com(朝日新聞社):「ハッカー」に逆襲、パスワード盗み返す 中3書類送検 - 社会
という事件がありましたね。
報道の内容から行くと推測すると、パケット解析してみたら判ったというレベルではないかと思うのだけど、パケット解析のやり方とか必要なツールの情報はネットで容易に調べられても、解析した結果を悪用することが罪に問われる、ということまでは判らなかったのでしょうね。
他人のID・パスワードを勝手に使うことは悪いことだというのを、どこかで教えられていれば「彼」のほうが罪に問われることはなかったかも知れない訳ですから。
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