そして、あと二つの"S"

WWDCもう一つのメインである、"Snow Leopard"も今年9月に発売ということが、正式に発表されましたね。ついでに、Leopardからのアップグレートが$29、というのもちょっと驚き。
まぁ、タイミング的にはWindows 7のリリースの直前ということもあるので、戦略的なモノもあるんでしょう。

今回のアップデートでは、64ビット化やマルチプロッセッシング機能(Grand Central Dispatch)、OpenGL、Excangeサーバ対応などの強化など、当初の目的どおり「基礎固め」に沿った形での機能強化が図られているようです。

そして、技術仕様にもハッキリと、

Intelプロセッサを搭載したMac

アップル - Mac OS X Snow Leopard - 技術仕様

と書かれている通り、PowerPCマシンは公式にサポートされなくなる、と・・・。
#多分、Snow Leopardの"次"がリリースされるまでは、Leopard向けのセキュリティ・アップデートが出るのだろうけど。

まぁ、64ビット化やマルチプロッセッシング機能を強化しようとする上では、複数のアーキテクチャをサポートするというのは、現実的ではないでしょうし・・・。

それと、2月末にβ版としてリリースされたSafari 4も正式版になり、早速ダウンロード出来るようになっています。
今使ってみていますが、タブの位置が変わった(要は元に戻った)ので、ちょっと操作に戸惑ってしまう場面がありますが、βよりもサクサク動いてくれているような気がします。


まぁ、Snow Leopardに関しては、随分前から

ということも書いてあって、10.6ではPowerPC自体のサポートが無くなるかも知れないそうだ。まぁ、仕方のないことなんだろうけどね・・・。

Leopardは、G4 867MHz以上を要求する? - Soukaku's HENA-CHOKO Blog

という話しがあったわけだけど、それが現実になったということで、よりPowerPC関連マシンからの移行が進むんでしょうね、きっと。

トラックバック(0)

コメントする