トップの性能より、使い方が重要なんだと思う

事業仕分けで話題になったスーパーコンピュータ。確かに性能も高い必要があると思うのだけど、その上でどんなことを如何に効率的に計算させるテクニック的なことの方が、よっぽど重要なことなんだろうと思うんだよね。
専用のハードウェアではない、汎用品の組み合わせで作られたモノであっても、性能が出せる時代なのだから。

そういった中、世界に先駆けてNVIDIAのGPUを680基導入した実績を持つ東工大GSICに所属する青木教授の研究室は、ASUCAの全てをGPU化することに成功。1GPUあたり44.3GFLOPSとCPUよりも約80倍高速化し、120基のGPUを搭載するシステム全体では3.22TFLOPSの実効性能を達成した。

【PC Watch】 東工大、気象庁の次世代気象モデルのフルGPU化に成功

これなんて、GPUノードだけを性能の良くなった新しいモノにアップグレードすれば、システム全体での性能もアップするんだろうしねぇ。
高価すぎて1台しか作れないモノより、そこそこの予算で作れるモノを何台も準備して、利用できる環境の間口を広げるほうがずっと有益じゃないんだろうか、と思うな・・・。


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