Apache Traffic Server 〜とりあえずインストール

Cache/Proxyソフトとして使われているsquidの代わりに使えそうなものとして、Apache Traffic Serverというものがあるので、ちょっといじってみているところ。

Traffic Server は 2003 年の Inktomi 買収時に入手したもので,主に HTTP/1.1 キャッシングプロキシサーバとして Yahoo! で稼動中であり,1日あたり 300億の Web オブジェクトと 400TB を越えるデータを処理している。TS は1台の 8コアCPUマシンで 35,000 RPS (Requests per Second,1秒あたりのリクエスト処理数) の処理能力を持っている。

InfoQ: Yahoo! が Traffic Server を Apache に提供

Yahoo!自身でも使っていて、パフォーマンスに関しては折り紙付きのようなので、いろいろ期待は出来そうな雰囲気なんだよね〜。

インストール:Debianの場合

Debianの場合は、sid向けにパッケージが出来ているので、sidを使っている人であれば

# aptitude install trafficserver

で、インストール完了。


インストール:CentOSの場合

とりあえず、CentOS 5.6のamd64版に入れてみた場合。
こちらはソースからのインストールになるので、まずは次のパッケージをインストール。

# yum install gcc gcc-c++ openssl-devel tcl-devel expat-devel sqlite-devel pcre-devel libdbi-devel libtool db4-devel

ソースは、http://www.apache.org/dyn/closer.cgi/trafficserver/trafficserver-2.1.7-unstable.tar.bz2の中のサイトからダウンロードして、解凍。

# ./configure --prefix=/usr/loca/ATS
# make all
# make install

細かい設定については、別のエントリーにて。
#実はまだ、ちゃんと動かせていない、という事情もあたりする・・・。

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