Skylink HD :使うプロトコルで性能に差は出るのか? #minpos

ということで第三弾。
今回は少し性能的なお話。

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テストの前提条件は、次の通り、

  • Mac、Skylink HDとも1000BASE-Tで構成されたLAN上に接続。
  • テストに使ったファイルは、CentOS6.1と6.3のインストールDVDのisoファイル各2個で合計11.49GB。このファイルをドラック&ドロップでコピー。
  • コピー処理中も、Mac側でのWebブラウズなどは普通どおり。ただ、TimeMachineだけ止めています。

で、測定してみた結果が、下記のグラフ。
#ZabbixでMacのen0のトラフィックを計測したものです。

測定結果のトラフィックグラフ

Skylink HD → Mac

まず、前のグリーンの山ふたつが、Skylink HDからMacのローカルディスクにコピーを行ったもの。
一つ目がafp、2つ目がsmbなんですが、afpのほうが速度出てますね。

ピークで見ると、afpが約280Mbps、smbが約200Mbps。
グラフの形でも、明らかにafpのほうがパフォーマンス的には出ているようにみえますね〜。それにしてもこんなに差が出るとは思ってなかったので、ちょっとビックリではあります。

Mac → Skylink HD

後ろの青い山が、Macのローカルディスクから、Skylink HDにコピーしたもの。
こちらも、afp、smbの順でテストしましたけど、あまり差が見られないので、Skylink HD側のハード的な性能限界にも当たっているんじゃないかという気がします。

それでも、afpのほうが、ほんの僅かだけ速いようですね。(誤差の範囲といえる程度だけ、ね。)

簡単に総括してみると

計測を1回づつしかしていない、というのはありますが、プロトコル単体で見た場合はafpのほうがパフォーマンスが出るようですね。少なくとも、うちの環境ではそういう結果になります。
参考までに、NFSでもやってみていますが、afp > smb ≒ NFS という感じになりました。

うちには、ネイティブなWindows環境がないので試せませんが、測定条件によっては、もう少しいい数字が出るのかもしれませんけどね。
VirtualBox上の仮想環境であればWindowsは用意できるんですけど、それだと比較対象としにくいですし…。

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