授業公開で、電子黒板を使った授業の様子を見てきたので

今日は、息子の中学校の授業公開だったので、それを見に行ってきたのですけど、その中で電子黒板を使った授業を見ることが出来たので、感想など。

文京区では、去年の 9 月には、中学校全校の普通教室に対して電子黒板が設置されたというのは、4月初めの授業公開を見に行ったときにつぶやいていてはいたのですけど、本格的に電子黒板を利用した授業を見たのは、今日が初めてだったり。(前回は入学したてでホームルームだけだったし。)

文京区が採用したのは、アクティブボードという製品でイギリスの PROMETHEAN という会社の製品。(日本ではナリカという会社が販売代理店みたいです。)

アクティブボード 500Proシリーズ

仕組みとしては、壁面に取り付けたデジタイザに 、PC の画面を上部に取り付けた短焦点プロジェクタで投影。投影された画像に対してデジタルペンで書き込みをしたり、マーキングが出来るようにするソフトウェアとの組み合わせたもの、といえば判りやすいかな?
デジタルペンだけじゃなく、空中で操作するタイプのマウスで PC 上のソフトを操作したり、単純にプロジェクタとして使ったりと、授業内容に合わせた使い方をしているようです。

今回見ることの出来た授業は、英語だったのですけど、先生は電子化された教科書をアクティブボードに投射して、授業を進めていました。
デジタル教科書も、単純に紙の教科書をスキャンしただけというものではなく、例題の英文の音声データをセンテンス毎または連続して再生したり、音声で再生されているセンテンスの表示色を変えながら読んでいる文を判りやすく見せる、といった事ができるように作られていました。(先生は、それを空中マウスで操作してましたね。)
センテンスの読み上げも、機械的なものではなく、アナウンスの訓練を受けた人間が読み上げたものを録音、データ化したものを使っていましたから、ヒアリングに必要な音声データもひとまとめに出来るという点では、英語はデジタル教科書との親和性は高い感じがしました。

そういえば、入学時点からフルに電子黒板を利用した授業を受けるのは、息子達の学年からなんですよねぇ。これからも度々授業公開で他の教科の授業の様子を見る機会があると思うので、気になったことがあれば、また取り上げたいと思います。
#教科もそうですが、教師との相性というのもありそうな気がするんですよね、電子黒板とデジタル教科書を使った授業の良し悪しって…。

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