T2-P + SATA HDD + Debian

用事があって、秋葉原まで行ってきたので、ついでに

Soukaku's HENA-CHOKO Blog - T2-P、その後:

こうなると、HDDだけ買ってきて構築し直せば、当面T2-P自体は使い続けられそう。やっぱり、S-ATAのHDDで実験くんかな?
#今じゃ、1万もだしゃあ、250GBクラス買えちゃうのね、HDDって・・・。

という状態のまま、ほったらかしだったT2-P用にSATA HDDを仕込んできました。
今回のブツは、日立のDeskStar T7K500シリーズの250GBモデル。320GBクラスも考えたんだけど、SATAケーブルとか細かいものを含めて、予算的に1万以内で押さえたかったのもあって、250GBを選択。


まず、T2-Pへのディスクの搭載レイアウトは、SATAの方を空いている2段目の5インチベイにアダプタを噛ませて、PATAの方を通常の搭載位置へ。このあとT2-Pを起動してBIOSメニューのMainにあるIDE Configurationで、"Onboard IDE OpearateMode"を"Enhanced Mode"、"Enhanced Mode Support On"を"S-ATA"と設定して保存。
で、再起動して再度BIOSを表示、SATAとPATAそれぞれのHDDとCD-ROMドライブが認識されていることを確認出来れば、準備完了。

あとは、etchのインストールCDを使ってインストール。今回は、12月の中旬だったかにダウンロードしたd-iのisoイメージをCDに焼いたものを利用したんだけど、d-iの最新daily snapshotを使えば、インストールで余り問題はでないかと・・・。

で、インストール完了、データの移行にかけては、こんな手順。

  1. d-iのCDで起動後、プロンプトが表示されたら、"expert vga=0x307"と入力して、インストール開始。とりあえず、メニューに従って進める。
    #"vga="の値は、適宜インストール対象によって変更する。
  2. 「パッケージマネージャの設定」で「いいえ」を選択。
  3. 「ソフトウェアの選択とインストール」で何も選択せずにインストール完了して、そのまま再起動。
  4. 起動したら、古いマシンから、/etc/passwd/etc/group/etc/shadow/etc/apt/sources.listをコピーして、置き換え。
  5. ふるいマシン側で、"dpkg --get-selections > /tmp/old_system_pkg.list"を実行して、インストール済みのパッケージの一覧を取得。
  6. 古いマシンから/tmp/old_system_pkg.listを新しいマシンにコピーして、"dpkg --set-selections < /tmp/old_system_pkg.list"を実行。
  7. aptitudeでパッケージ情報をアップデートしてから、パッケージのインストールを実施。これが終わると、古いマシンとほぼ同じ状態に。
    この時点でPostfixが起動してしまうので、いったん止めておく。
  8. 古いマシンから、必要な設定ファイルや/homeディレクトリのデータなどをscpとかrsyncを使ってコピー。
    何をコピーするかは、人それぞれで必要と思うものが違うので、適宜コピーしてください。
  9. これが終わったら、新旧マシンのそれぞれの、IP変更やホスト名の変更をして、移行完了。
    ここで、Postfixを起動。あとは、ログ(/var/log/mail.infoとか/var/log/apache2/access.logとか)を確認して、外部からのアクセスがあるか確認できればOK。

実際には、細々とデータのコピーは必要だったり、コピーしただけじゃダメで作り直ししたキーファイルがあったりと、結構手間はかかってますが、サイト自体は2時間ぐらい止めただけで、済んだので、まぁ、よしとしましょうかね・・・。
趣味的サイトなので、その程度の停止は大目に見て、ってトコですが・・・。

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