BRBLを使ってみる

セキュリティアプライアンスでは、割と有名なBarracuda Netowrksがフリーで使えるDNSブラックリストのサービスを始めたというので、早速それを使えるように、ウチのサーバでも設定してみた。

しかしここへ来て、Spamhausの対抗馬となるフリーなサービスが新たに登場した。Barracuda Reputation Block List(BRBL、読みは「バーベル」)だ。提供元は、オープンソース関連企業としても名の知れたBarracuda Networksだ。

Spamhausの対抗馬となるフリーのスパム対策サービスがBarracudaから登場 - SourceForge.JP Magazine

無料で使える、とはいえ、一応Barracuda Centralでユーザ登録をする必要はあるんだけど、個人でも登録出来るので、住所などとともに、自分のサイトのDNSサーバのIPアドレスを登録。しばらくすると、登録認証用のURLの書かれたメールが送られてくるので、そのメールのURLにアクセスすることで、登録完了。

あとはサイト内にある確認手順で問題がないことを確認して、BRBLを使うようにするわけですが、SpamAssassinの判定先の一つとして使うのが簡単そうだったので、うちではは次のように設定してみました。

eswat2:~# grep BRBL /var/lib/amavis/.spamassassin/user_prefs
###     Using BRBL
header          RCVD_IN_BRBL    eval:check_rbl_txt('brbl','b.barracudacentral.org.')
describe        RCVD_IN_BRBL    Received via a relay in b.barracudacentral.org
tflags          RCVD_IN_BRBL    net
score           RCVD_IN_BRBL    1.5

設定が終わったら、SpamAssassinを再起動すると、BRBLのデータを使ってスパム判定を行うようになります。
上手く判定に使われているかどうかは、/var/log/mail.logに"RCVD_IN_BRBL=1.5"を含むログが記録されていれば、OKです。

とりあえず、ウチの環境では問題なく判定に使われています。>BRBL

トラックバック(1)

むか〜し、書いておいたPostfixとその周辺の設定に関するエントリーが、ずいぶんとアクセスがあるので、改めて現在の設定状態を書きだしてみる。 以前書いて... 続きを読む

コメントする