ちょっと前のエントリーで書いたとおり、MacOS X上で動く仮想化環境の一つであるVirtualBox。
簡単に、仮想マシンの作り方の説明など。
インストール自身は、それほど難しくないので、割愛。
VirtualBoxを起動して、VirtualBox マネージャーが表示されたら、ウィンドウの左上にある「新規(N)」のボタンをクリックすると、仮想マシンを作るためのウィザードがスタート。
ここでは、選択項目も入力項目もないので、続けるポタンをクリックして次に進む。
仮想マシンに付ける名前と、インストールしたいOSの種類を選択する画面になるので、名称の入力とOSタイプをここで指定。
例では、マシン名を"TEST"、オペレーティングシステムに"Linux"、バージョンに"Debian"を選択。
Windowsの各種バージョンも選択することができるので、正規ライセンスとインストールメディアがあれば、そっちを選択してインストールすることも、もちろん可能。
仮想マシンに割り当てるメモリの量を指定。
あとから変更することもできるので、VirtualBox側が指定してくる値(OSが要求する最低ラインの値)のまま変更せずに、先に進む。変更できると言っても、MacOS Xの動作に必要なメモリも必要だし、物理的に搭載しているメモリ容量を超えて割り当てることは不可能なので、あまり欲張らないように。
OSをインストールするためのディスクイメージの選択。
すでにある仮想ディスクにインストールするが場合は、「既存のハードディスクを使用(U)」の方を選択して、.vdlファイルを指定すれば良いのだけど、普通は新規にインストールする事になるはずなので、新規作成のまま。
ディスク作成ウィザードがスタートするので、指示に従ってディスクを作成する。
ちょっとテスト用の環境作りたい、といった用途だったらウィザードが指定する値のままでも問題なし。これもメモリと同じで、OSをインストールするのに必要最低限の値になってます。
もちろん、ウィザードにあるとおり2TBの仮想ディスクを仮想マシンに割り当てることもできるけど、Macに繋がっているHDDにそれだけの余裕が必要になることがあるので、ウィザードの推奨値以上の仮想ディスクを作りたいときは、ディスクの空き容量をよく確認しておきましょう。
いきなり、指定したサイズの仮想ディスクが作られるわけではないのだけど、VM上にインストールされるOS自体が大きかったり、たくさんアプリをインストールしたりしていくと、仮想ディスクも大きくなっていきます。(もちろん指定したサイズ以上になることはありませんけど。)
仮想ディスクの指定が終わると、ウィザードで指定してきた設定内容の確認画面になるので、問題なければ終了ボタンをクリック。
そうすると、新しく作成した仮想マシンが、マネージャー上に表示されます。
ここまでで、やっとOSをインストールする準備ができた、というところ。
この後のステップは、あまり実際のPCにOSをインストールしていくのと大きくは変わらないので、あまり難しいことはないんですけどね。
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