内部からのアクセスもIPv6化(の続き)

6to4による接続とはいえ、IPv6ネットワークに繋がったのだから、いろろと試した見たのだけど

まぁ、IPv6アドレス直接指定や、IPv6オンリーのサイト(ipv6.sony.jpとか)が見れているので、問題はなさそうなんだけど、もう少し色々と調べてみましょうかね。

[From 内部からのアクセスもIPv6化 | Network - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

この状況のままでは、もったいないので、いろいろ試してみた。

Proxyを経由させてみる

仕事の関係で、Squid 3.1系を使えばIPv6サイトへのアクセス時にコンテンツキャッシュサーバとして使えるとのが解っていたんで、まずそれ経由でどうなるかを試してみた。
Squidは、IPv6ルータとして動作しているLinuxサーバで動かす。ディストリビューションによってインストールされるバージョンに違いがあるとは思うのだけど、少なくともDebianのsidでインストールされるSquid(3.1.16)は、IPv6がenableな状態でビルドされているので、何も考えずにインストールすれば、


nexus01:~# lsof -i:3128
COMMAND PID USER FD TYPE DEVICE SIZE/OFF NODE NAME
squid3 3218 proxy 11u IPv6 33805 0t0 TCP *:3128 (LISTEN)

という状態で起動するので、あとはクライアント側からのアクセスがIPv6アドレスであっても受け付けるように、

acl localnet src 2002:dadb:95ea:1000::/64

というACLを1行追加して、Squidの再起動をすればOK。

あとはMacのほうで、プロキシサーバとして、IPv6ルータとして起動しているLinuxを指定してあげれば、準備は完了。

Webプロキシの設定

で、この状態で前のエントリーでも接続確認に使ったhttp://test-ipv6.jp/にアクセスしてみると

Proxy経由でのアクセステスト

問題なくアクセスできる。
結果を見てもプロキシ経由であることが明記されているので、Squidとしても問題はない模様。

他のサイトも見れるかか確認するために、IPv6で接続性の確認出来るサイトがまとめられているページにあるサイトへのアクセスをしてみると、ここに挙げられているサイトの幾つかに対してはうまくアクセスができない...。
ネギを振るはちゅねは見れるけど、踊るカメ踊るひろゆきが見れなかったり、時間はかかるけどIPv6経由でアクセス出来ていることがわかるサイトがあったりと、どこが問題なのかはちょっと切り分けできていない状況。squid側ではIPv6に関するパラメータは限られているので、あまり設定的にいじりようが無いので、手詰まり感が。

しばらく、このまま動かしてみて様子をみることにしてみますかね...。

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