その後のNiagara

前につぶやいたとおりなんだけど、仕事のネタ用に借りて簡単な評価をしてみたら、わりと使えそうな感じ。

となると、自宅用に手に入れたのも使えるようにしたいよねぇ、っことで、「エイヤっ」で使えるようにしてみた。
ま、仕事のほうでいじっていたので、適切なバージョンのカーネルで動いているLinux上でドライバとユーティリティをコンパイルして、カードの設定を変更すれば、設定した値はカード上のEPROM上に書き込まれるのも判っていたんで

う〜ん、手軽にやるなら、kernelを2.6系に戻してあげればいいのは判るんだけどねぇ。出来れば3系のカーネルで使いたいよねぇ...。

[From ドライバは入手出来たけど、まだ動かず... | Hardware - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

という点も、「設定さえ変えちゃえば、なんとかなる」と…。


ただ、Niagaraを載せてるサーバはsidで動かしている関係もあって、2.6.32のkernel-headerが上手くインストールできなかったり、それの依存関係の解消が上手く出来なかったので、VirtualBoxにWheezyの環境を作って、そこでドライバ類をコンパイル。
kernel-2.6.32で起動し直した物理マシンに、仮想マシン上でコンパイルしたドライバ類をコピーして設定変えるという、ちょっと面倒臭い手順になっちゃいましたがね。

Niagaraの設定は、電源ON時:Active、電源OFF時:Bypassに。これで通常時は普通にNICが使えて、非通電時でも通信が途切れないようになったので、その状態のまま、普通にサーバを起動し直せば、OK。

まだ、細かい設定はしていないのだけど、とりあえずeth3の方をHUBと繋いで見たところ、

nexus01:~# ifconfig eth3
eth3      Link encap:Ethernet  HWaddr 00:0c:bd:01:b3:39
          inet addr:172.16.2.254  Bcast:172.16.2.255  Mask:255.255.255.0
          inet6 addr: fe80::20c:bdff:fe01:b339/64 Scope:Link
          UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
          RX packets:588845 errors:8 dropped:2404 overruns:0 frame:4
          TX packets:13415 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:1000
          RX bytes:225472738 (215.0 MiB)  TX bytes:1235099 (1.1 MiB)
          Interrupt:17 Memory:dc160000-dc180000

のように、正常にlink upして通信可能な状態となりました。
ちなみに、ケーブル挿してないeth2は、

nexus01:~# ifconfig eth2
eth2      Link encap:Ethernet  HWaddr 00:0c:bd:01:b3:38
          inet addr:172.16.1.254  Bcast:172.16.1.255  Mask:255.255.255.0
          UP BROADCAST MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
          RX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:1000
          RX bytes:0 (0.0 B)  TX bytes:0 (0.0 B)
          Interrupt:16 Memory:dc120000-dc140000

という感じ。

コレで、やっと3c509なNICがお払い箱に出来る…。

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