Vyatta で IPv6 トンネリング (対 tunnelbroker.net 編)

そういえば、前にも IPv6 トンネリングでつないだことあったなぁ、というのを思い出した。

ハマり気味だったIPv6トンネルがちゃんと張れるようになって、IPv6でアクセスできるようになったので、備忘録がわりにエントリー。

[From VyattaでIPv6トンネリング - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

その時は、IIJ が対抗先だったんだなぁ…。
で、今回の tunnelbroker.net に関しては前に書いたとおり、

設定に関しては、”Tunnel Details” の中にある "Example Configurations" タブをクリックすると、設定したい機器やOSごとの設定サンプルを生成してくれるフォームが表示されます。(さすがに、YAMAHAのRTシリーズのサンプルはないけど。)

[From Feel6 から tunnelbroker.net に変更しました - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

取得した IPv6 トンネルの情報を使って、設定したいOS、機器の設定を自動生成してくれるので、とっても楽ちん。


ログインして、既に生成しているトンネルの "Tunnel Details" を表示、"Example Configurations" タブにあるプルダウンメニューから、今回設定したい "Vyatta / Ubiquity EdgeMAX" を選択すれば、Vyatta に設定する内容が出てくるので、その内容をコピーして、Vyattano の configure モードのコンソールでペーストすれば、OK。

Vyatta の設定を自動生成

あとは、設定の反映と保存、 Vyatta のコンソールから、KAME プロジェクトなどに向けて ping6 を実行して、応答があれば、Vyatta に関しては準備完了、となります。

vyatta@sweethome# ping6 -c5 www.kame.net
PING www.kame.net(2001:200:dff:fff1:216:3eff:feb1:44d7) 56 data bytes
64 bytes from 2001:200:dff:fff1:216:3eff:feb1:44d7: icmp_seq=1 ttl=55 time=248 ms
64 bytes from 2001:200:dff:fff1:216:3eff:feb1:44d7: icmp_seq=2 ttl=55 time=257 ms
64 bytes from 2001:200:dff:fff1:216:3eff:feb1:44d7: icmp_seq=3 ttl=55 time=246 ms
64 bytes from 2001:200:dff:fff1:216:3eff:feb1:44d7: icmp_seq=4 ttl=55 time=244 ms
64 bytes from 2001:200:dff:fff1:216:3eff:feb1:44d7: icmp_seq=5 ttl=55 time=253 ms

--- www.kame.net ping statistics ---
5 packets transmitted, 5 received, 0% packet loss, time 4005ms
rtt min/avg/max/mdev = 244.556/249.918/257.074/4.651 ms
[edit]

Vyatta の配下にあるサーバ類と IPv6 アドレスで通信をするためには、LAN側のインタインタフェースに "Routed IPv6 Prefixes" に記載されているアドレスブロックの中から、アドレスを割り当てましょうね。
こんな感じに割り当たっていれば、OK。

vyatta@sweethome# show interfaces ethernet eth1 address
address 218.219.149.233/29
address 2001:470:24:94::233/64
address 2001:470:fc27::233/48
[edit]

あとは、LAN 内の機器に IPv6 アドレス を割り当てるだけです。

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