VyattaでIPv6トンネリング

とりあえず、

v4なPPPoE接続は、ググれば設定例がいくつも出てくるので、、その辺を参考に出来たのでそれほど苦労はしなかったけど、IPv6のトンネル接続でちょっとハマリ気味ぎみに。

[From Vyattaでルータを組んでたり | Software - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

ハマり気味だったIPv6トンネルがちゃんと張れるようになって、IPv6でアクセスできるようになったので、備忘録がわりにエントリー。

今回は、

  • IIJ FiberAccess/F + IPv6トンネリングサービス

での設定事例ということで。


ルータの構成は

  • Pen4な1UサーバにオンボードNIC×2 + 増設2ポートNICの計4NIC
    • eth0でPPPoE
    • eth1にグローバルなIPv4/IPv6ネットワーク
    • eth2とeth3に、それぞれ別なv4プライベートセグメント

というもの。

PPPoEでIIJに繋ぐ部分や、NICそれぞれにアドレスを割り振るとか、NIC間のルーティング設定とかは、ググれば見つかるので割愛。

IPv6トンネリングに関しては、なかなかコレといった情報に行きつかなったのもあったのだけど、サポートの方で持っているルータへの設定例をもらってそれを参考にしつつ四苦八苦して、次のようなコマンドを投入してある状態。(とりあえずIPアドレスは、問題なさそうなものに置き換えてます。)

いまのところ、問題なくIPv4サイト、IPv6サイトともアクセス出来ているので、今やりたい検証に関しては不自由はなさそう。

set interfaces tunnel tun0 address 'fec0:0:605::2/48'
set interfaces tunnel tun0 encapsulation 'sit'
set interfaces tunnel tun0 ipv6 router-advert prefix 'fec0:0:605::/48'
set interfaces tunnel tun0 local-ip '10.100.181.65'
set interfaces tunnel tun0 remote-ip '10.10.77.245'
set protocols ripng aggregate-address 'fec0:0:605::/48'
set protocols ripng interface 'tun0'
set protocols ripng interface 'eth0'
set protocols ripng route '::/0'
set protocols static interface-route 10.100.181.64/29 next-hop-interface 'pppoe0'
set protocols static interface-route6 ::/0 next-hop-interface 'tun0'

#ただ、なんとなく動いている感が、強いのがアレなんですがね・・・。

tun0に指定するlocal-ipやremote-ipは、IIJから来るIPv6トンネリングサービスの登録通知に書いてあるとおり。ただ通知に書いてある「お客様側ルータでRIPngを有効にしていただき」云々とあるように、RIPng周りの設定が良く理解出来ていなかったこともあって、設定を入れては消してを繰り返し。

それでも、なんとか設定が出来て「鮮明な」踊るカメが見れたときは、ちょっと感動しましたよ。

で、今の回線は検証目的で短期間だけなので、あと1ヶ月ほどでおさらばの予定。「OCNのv6サービスにする」ようなことを上の方で言っているので、そっちでもVyatta使おうかなぁ〜。

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