都合が悪いから、オフレコですか? #たけお問題 #武雄市

とあるイベントで、こういうオフレコ発言があったということなのだけど、なぜのこのタイミングでオフレコ発言する必要があるのか、という点で非常に疑問が…。

で、その直後に流れてきた tweet が以下のとおりであったことを考えると、

どうみても、その「オフレコ発言」を受けてのコメントなのでしょう。

このオフレコ発言、自分的に問題視しているのは、

  • 4月6日投票の市長選終了後の4月17日に詳細を発表するとしていること
  • 教育をテーマとしたイベント、しかも文部科学大臣が同席している場での発言であること

の2点。

まず、わざわざ「4月17日に発表する」としているのは、市長選の争点にしたくない、でないと選挙対策上問題となると認識しているからなのではないか、ということ。そのような内容を、それの影響を一番受ける武雄市民の与り知らぬ場所で公表した上で、オフレコとすることを求めたというのは、やはり選挙戦への影響を考えたからではないでしょうか。(当選したら、あとは勝手にやらせてもらうぞ宣言?)

次に、文部科学大臣が同席している場でぶち上げたということは、「その場に、文部科学大臣もいた。面白い取り組みだとおっしゃっていただいた。」というアリバイ作りにしようとしているのではないか、という疑惑。すでに、「ひきこもり市長がすごいことをしちゃう」という反応を引き出していることを考えると、大臣のお墨付きがあるんだ、という形で事を進められる、と考えている可能性もありますし、だからこそ大臣同席のイベントでの「オフレコ発言」なのではないかと思うわけです。
#大臣自身は、個人的立場で「スゴい」といっただけかもしれませんけど。


まぁ、すでに、ご本人は大臣から言質をとったかのような書きっぷりですしね。

今朝は、打ち合わせを兼ねた朝食で、下村大臣、藤原和博さん、高濱正伸さんと一緒。そして、朝8時から本番のセッション。ほぼ満席の中で、教育改革に関して徹底的に議論。最後に、議会を始め関係者や集会で申し上げているプランを私からお話しし、「おー!」とどよめきが起きました。いくつか詰めるべき論点が残っているので、まだ7合目なんですが、4月17日(木)を目途に会見します(再選されれば)。大臣からは前向きな見解。ほっとしました。

[From G1サミットから戻ってきました : 武雄市長物語]

このように、他の威光を借りるような行為は、皇族が武雄市図書館・歴史資料館に訪問された際にもやってましたっけね。

つまり、 樋渡啓祐氏の「武雄市図書館訪問が宮内庁からの申し出で行われた」という主張は全くのウソ だということになります *2 。

[From サーバ管理者日誌 武雄市長・樋渡啓祐氏による皇室の政治利用とウソ]

自分の住んでいるところに関係なさそう、では済まされない

武雄市のイロイロを追っかけていると判ってくるのが、「武雄市を見本に」と言ってる自治体やら首長、「樋渡市長は師匠です」とか言ってる地方議員が多いこと。
ちょっと調べれば、武雄市発となっているものにいろいろと変な話がくっついてくることが判るはずなのに、それをあえて見て見ぬふりをしているとしか思えないような発言をしている首長や地方議員の多さを見ていると、いつ自分の住んでいる自治体に降って湧いてくるかわからないような状況。(自治体運営型通販サイト然り、反転教育然り。)

勿論、武雄市界隈のおかしさを把握して活動されている議員さんがいることも知っていますが、議員さんだけでは到底防ぎきれるわけではなく、納税者である我々もおかしな政策が動きはじめたら、「それは、おかしいだろう」という声を上げていかなくてはならないのです。
特に、このところ教育という分野を変えよう(外から見ると改悪)としているように見えます。それが、他の自治体に広がった時に、一番の犠牲者となるのは子供たちであることを忘れてはいけません。

だからこそ、武雄市の動向には注視していかなければならないと思うのです。

トラックバック(1)

選挙前にオフレコでと言っていたのは、「武雄市は公教育改革をやります」ことだったようですね。 まず、わざわざ「4月17日に発表する」としているのは、市長選の... 続きを読む

コメントする