VyOS で作ったルータに 無線 AP 機能を追加してみる :その1

iPhone 4S への乗換をした時に、

ついでに、ISフラットの新規加入で永年無料キャンペーンをやっていたWi-Fi HOME SPOTにも加入したのでHOME SPOT CUBEもお持ち帰りしてきたので、iPhone本体含めて色々とじっているところだったり...。

[From iPhone使いになったよ - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

一緒に、Wi-Fi HOME SPOT に申し込んで貰ってきた HOME SPOT CUBE 。
一度、 AC アダプタ不良で交換しているのだけど、今度は DHCP サーバからのアドレスを拾わないという状態になったのと前後して、HOME SPOT CUBE 自体の提供終了というアナウンスが。

HOME SPOT CUBE(以下、CUBE)レンタルサービスにつきまして、メーカーサポートの終了に伴い、2015年5月31日をもちまして終了させていただきます(※1)。
現在ご利用いただいているCUBEは、2015年6月1日をもちまして、お客さまへ無償で譲渡(※2)いたしますので、これまで通りご利用いただけます。

[From HOME SPOT CUBEレンタルサービスの終了と無償譲渡について | スマートフォン・携帯電話 | au]

とりあえず、 Mac mini にインターネット共有を設定して、無線 AP 代わりにしていたので、放ったらかしにしておいたのだけど、そろそろ別の手を考えないとなぁと思っていたし、次壊れた時にHOME SPOT CUBE だと交換出来なくなるのが目に見えてるので、 VyOS で構築したルータに USB タイプの無線 LAN アダプタぶっ挿しゃ、なんとなんとかなるんじゃね?ということで実際に試してみることにした。

ざっと、下調べしてみた感じでは、 VyOS を無線 AP として設定している例は見つかるのだけど、USB 接続タイプの 無線 LAN アダプタでの例は、見つからない。
まぁ、Ubuntu などでは設定例が見つかるので、なんとかなるだろうなぁ、ということで。


とりあえず、挿してみる

んで、もって今回試してみたのは、 PLANEX の GW-300S KATANA というモデル。
11ac 対応の GW-450D KATANA にしようかとも思ったのだけど、そもそも 11ac 対応機器持ってないので、そこまでのスペックはいらないよね~ということで、 GW-300S にしておいた。
PLANEX は 開発者向けに 無線 LAN USB アダプタ の Linux 用ドライバを提供しているという点も、ポイント高いですし。(勿論、 GW-300S 用もあります。)


まぁ、まずは VyOS で認識してくれるのかどうか、ということで、おもむろに USB ポートに「プスっとな」っと、してみたところ…。

May  7 18:52:12 sweethome kernel: [966892.820027] usb 1-7: new high-speed USB device number 3 using ehci-pci
May  7 18:52:12 sweethome kernel: [966892.971553] usb 1-7: New USB device found, idVendor=2019, idProduct=ab33
May  7 18:52:12 sweethome kernel: [966892.971560] usb 1-7: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=3
May  7 18:52:12 sweethome kernel: [966892.971563] usb 1-7: Product: GW-300S KATANA
May  7 18:52:12 sweethome kernel: [966892.971566] usb 1-7: Manufacturer: Planex Communications Inc.
May  7 18:52:12 sweethome kernel: [966892.971569] usb 1-7: SerialNumber: 0022CFF3845E

と、まずは USB 機器としては認識してくれました。
"lsusb" だと、こんな感じに認識されてるのが判る。

$ sudo lsusb
Bus 004 Device 001: ID 1d6b:0001 Linux Foundation 1.1 root hub
Bus 003 Device 001: ID 1d6b:0001 Linux Foundation 1.1 root hub
Bus 002 Device 001: ID 1d6b:0001 Linux Foundation 1.1 root hub
Bus 001 Device 003: ID 2019:ab33 PLANEX
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub

あとは、ドライバ入れたりして認識させて〜、ということになるんですけど、ドライバをビルドするところで、ちょっとハマり気味なんで、続きは別エントリーにて。
果たして、うまくいくんでしょうか…。
#まずは、 VyOS のビルド環境を作るところ始めにゃいかん。

トラックバック(2)

んでもって、順調に試行錯誤しておりました。 果たして、うまくいくんでしょうか…。... 続きを読む

ということで、先のエントリーでどれにしょうかといっていた無線 LAN アダプタ... 続きを読む

コメントする