iOS9 の Happy Eyeballs の挙動を確認してみた

Yosemite と El Capitan Public Beta での、 Happy Eyeballs の挙動の違いについては、前のエントリーの通り。

IPv6 ネタを連発してますが、 El Capitan から IPv4/IPv6 デュアルスタック環境 での IPv4 と IPv6 の優先度が変わったという話を見つけたので、実際に試してみた。

[From El Capitan の Happy Eyeballs の挙動を確認してみた - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

ついでというわけではないのだけど、 iOS の方はどうなっているのかも試してみました。

左が iOS8.4 、右が iOS9 Public Beta で、どちらも Wi-Fi 経由で test-ipv6.jp にアクセスした場合のスクリーンショット。

iOS8.4でtest-ipv6にアクセスiOS9 Public Betaでtest-ipv6にアクセス

マークもしてありますが、 iOS8.4 でアクセスした場合は、あなたのブラウザは動作するIPv6アドレスを持っています - しかし利用が回避されています。」のメッセージが出ているので、インターフェース的には IPv6 の割り当てもある状態だけど、 IPv4 が優先的にWebアクセスで利用されているという状況になっていますね。
一方、iOS9 のほうは、そのメッセージが出ていないので、こちらは IPv6 で Web アクセスができている状態になっている、ということですね。

ところで、 iPhone 4S なので確認できませんけど、各携帯キャリアの LTE サービスでは IPv6 アドレスのの割り当てってあるのでしょうか?
少なくとも、au の 3G サービスでは、IPv6 アドレスの割り当ては行われなかったので…。


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