Tポイントカードのドヤリングは危険です! #takeolibraly

初音ミク×Tカードが、変な意味で盛り上がっているようですねぇ、昨日あたりから。

どういうことかというと、入手できた人が喜び勇んでネットで公開しているカードの画像で、T会員番号がマスキングしないままになっている事例が多数確認されているのだとか。まぁ、嬉しいのはわかるけど、Tカードにある番号がわかることで、ヘタすると個人情報が流出してしまう上に、貯めていたポイントを勝手に使われてしまう可能性があることを知らずに、自らを危険に晒しているという…。

参考:TSUTAYAのTポイントカードの番号と生年月日があれば、「住所・氏名・電話番号」が引き出せる - NAVER まとめ

この危険性は、去年の初め頃から指摘されているにもかかわらす、あまり認識されていないのか、Tカードの発行元であるCCCからの注意喚起も特にない状況。
さらに、おなじみ(?)武雄市図書館のオリジナルカードの画像を喜んで公開していた人たちが現れた時にも、同じようなことは指摘されていたんだけどねぇ~。

ところが、CCCが運営する「T-SITE」(Tポイントカード1枚に付きひとつのWebサイトアカウントを作成できる)には、「新規登録」の際、Tカード番号と生年月日(と性別)の入力さえすれば、「Tカード情報の確認・反映をする」ボタンを押すことで、氏名、電話番号、住所が自動的に補完入力されるという機能がある(図1)。

[From 高木浩光@自宅の日記 - 空前の武雄市TSUTAYAドヤリングで住所・氏名・電話番号漏洩の危機, 追記(4月1日)訂正あり]

利用者登録でTカードの選択率が9割超えてるというのだから、本来であれば図書館が独自に注意喚起をしても良いことだと思うんですがねぇ。
色んな意味で、利用者軽視な面があるからな~。

武雄市関連のいろいろなアレなことについては、こちらをどうぞ。 → 佐賀県武雄市の問題について:takeoproblem

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