学習者用パソコンの調達関連資料を入手しました(その 2 ) #佐賀県

えぇと、昨日書いたとおりですが、やっとスキャンが完了しました。

おいおいスキャンが終わり次第、文書自体も公開しますので、お待ちください。

[From 学習者用パソコンの調達関連資料を入手しました #佐賀県 - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

文書名の後ろにある "[7p]" といういうのは、その文書のページ数を示しています。ページ数が多いものを開くときは、時間がかかると思いますので、ご承知おきを。


すべてを読んだわけではないですが、気づいた点など

量が量なので、開示されたすべての文書を読みきれているわけではないのですど、今のところ注目しているのは教委情第456号 学習用PC調達に係る賃貸借契約及び購入契約について(伺)〔事前承認〕という文書。
これの p.22 〜 30 にかけての 8 枚が、学習者用パソコンとしてのタブレット PC の仕様書になっていて、p.22 には以下の様な一文が入っています。

また、平成27 年度以降も、毎年4 月に新入生が新たに学習用PC を購入する予定であるが、新たに購入するに当たって、特に支障が無い場合は、数年間、今回の納入業者と販売に係る協定を結ぶこととする。

[From 教委情第456号 学習用PC調達に係る賃貸借契約及び購入契約について(伺)〔事前承認〕 : ownCloud]

この文書による決裁に基づいて、調達へと進んでいるわけですので、26 年度の案件を取ったところが、その後も継続して納入という要件はこの時点で入っていたわけですね。

年度ごとに入札して業者を選び直すということでも良いのでしょうけど、生徒は購入したタブレット PC を 3 年間(定時制なら 4 年間)使い続けるわけですから、その間の保守サポート体制を維持するという点から考えても、次年度以降の納入も同じ業者に任せるというのは、実は合理的なやり方なのかもしれません。
県が自前でサポート体制を構築できるのであれば、毎年別業者が納入する形にできるのでしょうけど、それは無理な話でしょうしねぇ…。別業者にする=メーカーも変わる、となる可能性は大きいわけで、それに対応可能な体制を組めというのは気の遠くなるような話に。
#同じメーカーであってもモデルチェンジがあるわけで。

で、今回まとめて開示された他の文書などを読んでみても、いわゆる「教育用管理ソフト」に関する記述はありません。

あと、学習者用パソコンの仕様が簡単に列挙されていますが、その中の「教育用管理ソフト」という項目にある

  • ウィスル対策ソフト
  • フィルタリングソフト
  • モニタリングソフト

については、「生徒が学校にに在籍する期間を対象期間とし、佐賀県教育委員会及び学校において一括して処理を行っています」という説明が付随しています。

[From 学習者用パソコンの取扱いについて、って文書が配布された背景は? #佐賀県 - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

ウィルス対策ソフトに関しては「学校所有」という記述が調達仕様書の別表内にあるのは見ましたが、それ以外は別の手続きで選定、購入をやっていると思われるので、これはこれで情報開示を掛けてみようと思っています。(特にモニタリングソフトに関してね。)

あとは、残りの文書も読んでみてから、という感じですね。ということで、色々と書き始めるまでには時間がかかりそうです。
#500 ページ近い量の文書が開示されるとは予想していなかったんですよ…。

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