【再】噂から真実へ

#ちょっと、しくじったので再度エントリーを起こしました。

2006年からのIntelプラットフォームへの移行が正式に発表されました。基調講演の詳しい内容とか(多分)ジョブズへのインタビューとかは、これからドンドン、ニュースサイトに掲載されていくと思うので、そのあたりも待ちたいですねぇ。

で、個人的に一番興味があるのは、PowerPCからPentium系への移行がどれだけ大変になるのか、ってところなんだけど、Coreの部分は既にx86で動いているDarwinなのだろうから、あまり問題はないと思う。
UI周りはAppleが仕上げてくるのでいいとして、一番問題となりそうなのは、その上で走るアプリケーションなんだけど、

ねこにこばん WWDC速報
01:46 PM - エミュレータ "Rosetta" によって,PPCアプリケーションをIntelの上で動かすことができる.すべてのアプリケーションが最初からIntel対応というわけにはいかないから.今後のClassicのサポートについては言明なし.

ということなので、(Rosettaの出来次第に左右されるのは当然としても)エンドユーザレベルでは、あんまり気にしなくても良い仕組みは準備されている模様。
開発環境となるXcodeも既にPentium対応になっているし、開発キットをレンタルすることも発表されているので、デベロッパーへのハードルも低くなっているようだし・・・。


あと気になることといえば「PC/AT互換プラットフォーム(言うなれば市販のPC)でMacOS Xが動くのか」という点だけど、「きっと専用ハードであろう」というのが巷の予想としては多いような感じ。別に、それこそ星の数ほどあるパーツの組み合わせによって発生する、いわゆる「相性問題」の泥沼にどっぷりと浸かるような事をする必要もなく、サポートコストを抑えるという意味でも、専用ハードはひとつの解だし、正直その方がいいんじゃないかと思う。
少なくとも、今以上に部品レベルでのパーツの調達コスト削減に結びつけば、その恩恵が実際の販売価格に反映されるだろうから、ユーザとしても嬉しいしね。

基調講演で使われたデモ機はP4ベースのものだったそうだけど、基調講演のムービーで見た限りでは今と全然違いがないみたいなので、「MacOS Xが使いたい」という人(おいらも、その一人だが)にとっては、PowerPCがPentiumになったところで何の違いも感じられないかもしんない。
それこそが、Appleの目指しているところなんじゃないかと思うけど。

2006年6月までの間、現行ラインナップがどうなるのかについての発表がないので、不安に思っている向きもあるようだけど、最近のAppleは出せるようになったら出すって感じなので、そのうちまた何か出るでしょう、多分。

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