地道にやっても効果は・・・

政府もネットワークセキュリティに関しては、結構色々とやっているようですが、

ボット感染者6,005人に啓発メール、総務省がボット対策の実績公表 :
総務省は25日、経済産業省と連携して2006年12月から取り組んでいる「ボット対策プロジェクト」の活動状況をとりまとめた。2007年3月末までの3カ月版で、未知のボットプログラムを1,700種以上検知したほか、ボット感染者約6,000人に対して注意喚起のメールを送信したという。

ということもやっていたのね〜。
とりあえず、約4ヶ月間での成果ということだけど、検知されたボットプログラムも「氷山の一角」かも知れないことを考えると、ちょっと怖く感じるところもありますな。結局はいたちごっこな訳で、ボットネットが縮小してゆく可能性はあるけど、完全な根絶は難しいんじゃないかな?
#記事中、「3ヶ月版」とあるとこは「3ヶ月間」の間違いなんだろう、きっと。

あと、記事中で、

ISPから送信した注意喚起メールの対象者は6,005人で、メールの総数は1万483件に上った。このうちの30.8%にあたる1,851人が駆除ツールをダウンロードしたという。

とあったんだけど、考えようによっては「オレ、困ってないから関係ないモン」とか「ツール実行するのメンドクセー」って人が70%近くもいるわけで、これはこれで問題だと思うんだがねぇ。「ボットネット=危険」という啓蒙が、まだまだ足りていないことを示しているのかも知れないんだから。


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