Slate DT in すがもパソコン茶屋

行ってきましたよ。>すがもパソコン茶屋
今日は、10時半ぐらいに現地に到着。コンピュータおばあちゃんの会の人とか、インテル(?)の人とか、説明の順番待ちしてる人とか、TVクルー(局不明)とかで、中は満杯。

とにかく「Slate DTを使ったみたい」ということを受付の人に伝えて、待つこと10分。順番が来たので席について、操作開始。

キーボードは用意されておらず、操作はすべて、普通のボールペンサイズのスタイラスか指。
液晶面は、多少ラフに操作をしても問題なさそうな程度には強化してあるのか、スタイラスでも指でも感触的には問題なし。ただ、液晶面と筐体の枠部分に段差があるせいで、指を使って、全画面表示状態のウィンドウの縦スクロールバーを操作するのは、ちょっと辛く感じた。これは筐体のデザインを工夫することで対処できる範囲かな?。


デモ環境は、IEをラウンチャとしたWebブラウズ中心のものだったので、大した操作が出来たわけじゃなかったということを差し引いたとしても、微妙なところで、ちぐはぐさを感じさせることが多かったような気がする。端的に言ってしまうと、WindowsやIE、スクロール操作を補助するソフトが上手く連携出来てないじゃん、というトコでしょうか。
Windowsそのものが、タッチスクリーンでの操作に最適化されてないような気がしたんだよね。マウスの替わりにタッチスクリーン使えば簡単になる、という単純なことじゃ無いと思うので、タッチ操作特有の問題点とかをよく研究した上でUIを作り込めば、操作のバラバラ感がなくなり、全体的な使い勝手も良くなるだろうなぁ。
それを考えると、iPhoneの操作性に関する評判の良さは、良く研究した上でのUIの作り込みと、操作面がフラットにデザインされていることの相乗効果なんじゃないかと思えてくる。

文字入力については、ソフトウェアキーボードと手書き認識を切り替えることが出来るソフトが、インストールされてました。
手書き文字の認識スピードは、まあまあ実用レベルだと思ったけど、認識率に関しては、文字や使う人の癖にかなり左右されそうな感じ。少なくとも、“こ”と入力したかったのに“二”になったり、“し”が“レ”になったりしたので、そこそこ長い文章を入力してみないと、どの程度使えるのかの判断は、難しいとこだなぁ〜。
例えば、ユーザごとに書き癖を学習して変換効率を上げるとか、入力した文字に合わせて単語を予測して候補を表示する機能(POBoxみたいな)があると、文字入力は、かなり使い勝手が向上すると思うんだよなぁ。そういった機能を載ったとしても、今のPCならCPUパワーは必要十分だろうし、そういう方向での改良はあって然るべきだと思う。

で、全体的な感想ですが、キーボードとかマウス操作から感じる、PCの取っつきにくさを軽減することには、ある程度成功しているけど、まだまだ使う人を選びそう、というのが正直なところ。現時点でも、公共の場所に設置する端末としてのニーズは、十分こなせるレベルにはあると思うし、タッチ操作、文字入力がもっとこなれてくれば、薦められる層がもっと広がると思うな〜。
あと、シニア向けには、「スクリーンサイズ、19インチワイドでもいいんじゃネ?」と思ったり。モバイルしないことを前提にすれば、重さは無視出来るし、同じドット数ならスクリーンサイズの大きい方が、相対的に文字も大きく見えるわけだし・・・。(価格には、もろに跳ね返るけど・・・。)

そうそう、巣鴨限定特製デュアルコアは、何故かもらえませんでした・・・。
ショウケースには、一杯置いてあったし、おいらの後に受付してた人は、もらってたけどなぁ〜。

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