紆余曲折のセットアップ

その後、Express5800/110Geはどうなったかというと、無事セットアップは完了しました。

先のエントリーにも書いたとおり、壊れた旧サーバからHDDを移植するぐらいで、手間はかからんだろうと思っていたのが、どうやら間違いだったようで、シングルユーザモードではちゃんと起動するのに、マルチユーザモードに移行するとエラー出まくりで、ログインプロンプトまで行かない状況。


試しに、付いてきたHDDにlennyを最小状態でインストールすると、ちゃんと起動するし、出ていたエラーメッセージでググって見た感じでは、swapに関連 or HDDのメーカ固有のトラブルのようなのだけど、決定的な解決策がない。
ちゃんとインストールすれば大丈夫なのだからということで、旧サーバのHDDのデータの入っているパーティションを活かして、付いてきたHDDをroot & swapに指定してsidをインストール、という方針に変更したのはいいのだが、ここでもgrubでのブートローダのインストールに失敗したりして、何度かインストールをやり直し。インストールイメージはnetinst使っていたのだけど、光回線でなかったら挫けていたかも・・・・。
で、apacheやらpostfixやらの設定戻して、なんとか復旧出来たのは、夜中の2時過ぎだったとさ・・・。
#久しぶりにインストール猿になりました。:-P

とりあえず、セットアップしていて感じたのは、サーバとして作られているだけあって、クセのあるデバイス類は使われていないのでDebianでもすんなりとインストール出来るし、普通にサーバを構築するのであればインストールでハマるような局面には遭遇しにくいんじゃないかな〜。
それに、静かですよ、サーバなのに。最近のPCとかサーバだと、電源投入直後にファンが全開で回るせいでとても気を使うモノが多いような気がしますが、これに関してはそういったことはなかったなぁ〜。

安い時に入手してプラス2万ぐらいパーツに投資出来れば、結構良いスペックのサーバ作れるし、企業の研修用とか検証用機材としての購入にも良さそうな感じなので、割とお薦めかも知れません。
家庭内に2台3台置くのは辛いかも知れませんが・・・。

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