シャープ LED AQUOS LXシリーズ [モノフェローズ・イベント]

みんぽす

このレビューは「みんぽす」の無償セミナーに参加して書かれています。(詳細は末尾で)


タイトル画像:LED AQUOS

11月中旬発売予定のシャープのLED AQUOS LXシリーズを、24日に開催されたモノフェローズ・イベントで見ることが出来たので、そのレポートお送りします。
実機を見る機会に加えて、通常シャープ社員ですら滅多に入ることの出来ないという、評価試験ルームに入れるという、とても貴重な場面もありました。

AQUOSの思想の源泉:誠意と創意

今回の参加メンバーは11名。自己紹介の際のお題は「今使っているテレビ」でしたが、まだブラウン管使っているという何人か居たり、テレビをテレビとしてみていないという人が居たりという感じのメンバーでした。

シャープ側は、AQUOSの仕掛け人である出野(いでの)氏、ソフト担当(主に映像)の足立氏、技術計担当の三谷氏、司会進行を務めた商品企画の上杉氏の4名がスピーカーとして参加してくれ、LED AQUOSの詳細を説明してくれました。
シャープ社内では「緊プロ(緊急プロジェクト)」に指定されたこともあって、液晶部隊、LED部隊、テレビ部隊といった事業部や担当といった組織の壁を取り払った開発体制を組んで臨んだ製品ということで、スピーカーの方々の話しっぷりからも製品に対する自信が端々に伺える内容でした。


AQUOSとはAQUOSが「AQUOS」を名乗る理由
「AQUOS」基準の性能「AQUOS」基準の品質
「AQUOS基準」の環境性能AQUOSの思想の源泉

AQUOSという名前に込められた想い

来年発売10周年を迎えるAQUOSの名前は、水(AQUA)と品質を表すQUALITYの二つを組み合わせ、美しさや高性能・高品質をイメージさせるモノとして作られたのだとか。

「これだけやればよい」ではなく、品質、性能、環境を「AQUOS基準」として追求しているのがAQUOSシリーズなのだとか。
今回発表されたLXシリーズは、ほぼ1年前に

  • 業界No.1の省エネ → 60インチモデルの消費電力を前シリーズの46インチ並みに
  • 前年のフラッグシップモデルを超える → コントラス比を最上位機種の2倍に
  • 60インチモデルを55万円で → エコはみんなが使えてこそエコである

という、かなりハードルの高い目標を設定したそうです。(本格的な開発は、今年4月頃にスタート。)
「1インチ1万円以内に」というのは、薄型テレビ登場当初から言われているけど、50インチ以上でそのラインを切るのは難しかったのだそう。LXシリーズでは、それを実現したということで、60インチモデルでもエコポイントを活用すれば40万円台で買えるんじゃないかというお話でした。

これからのAQUOSシャープだから LEDテレビ
液晶パネルも次世代へLEDは簡単ではない

次世代液晶パネルとLEDバックライト

LXシリーズで採用された液晶パネルは、シャープにおいて10世代目となるもので、紫外線で硬化する特殊な樹脂を用いて加工を施すことで、リブやスリットを極限まで減らすことに成功、透過光の量を自在に制御することが出来る液晶技術者にとっては夢のような液晶パネルなのだそうです。
#普段はあまりやらない液晶パネルに関する技術説明会を、大々的にやったぐらい、シャープの自信作なのだとか。

また、LEDバックライトも、高画質とエコを実現するための重要なパーツな為、光を拡散させるためのレンズを工夫しているそうです。そのおかげで、明るさを保ちつつ使用個数を抑えることが可能になったのだとか。

そして次世代AQUOSが誕生した
高画質テレビにふさわしい性能を:画質

使いやすさの追求

自然の色の再現や、クリエイターのイメージを再現することに関しては、ほぼ100%に近いところまで出来るようになったので、環境光やユーザの好みも取り入れて、画質調整を行うようなメニューを取り入れたそうです。画質の調整項目を豊富に用意していても、実際には使いこなせないことがほどんどということもあって、並べた画像の中からユーザが好みの画質にものを選択していくことで調整が出来るようになっていました。
音質調整も同様に複数の選択肢の中から、好みのものを選択して調整できたり、入力ソースに合わせて音量を記憶したりいった機能も持っているそうです。

こういった調整機能は、ユーザからの苦情を分析したり、幅広い年齢層のユーザが使うことを想定して作り込んでいるということでした。

次のエントリーでは、実機の外観や組み込まれているデバイスの写真、評価試験ルームでの画像の再生などの様子をお届けします。


このレビューはWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」から招待されたセミナーに参加して書かれています。本セミナーへの参加及びレビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)
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