シャープ LED AQUOS LXシリーズ [モノフェローズ・イベント] -実機編-

みんぽす

このレビューは「みんぽす」の無償セミナーに参加して書かれています。(詳細は末尾で)


タイトル画像:LED AQUOS

前のエントリーに続いて、実際のLXシリーズの写真や、使われているパーツの写真などをお届けします。

外観など

60LX1と並ぶ上杉氏
正面から右下部下部中央のインジケータ表示部

LXシリーズは、大きい方から60、52、46、40インチというラインナップになっていて、会場にはその全てが置いてありました。

上段の写真は、比較のために上杉氏に60インチモデル(LC-60LX1)の横に立って頂いたものなのですが、かなり大きいというのが判って頂けると思います。寸法的には、スタンド付きで高さ約95cm×幅150cmですが、数値以上に大きく感じました。
ちなみに、60インチモデルを中心に右側が52インチモデル、左側が46インチモデルとなります。

下段左側は、40インチモデルの右下を中心に撮影したモノ。左右と下側はフレームの外側部分が、斜めに面取りされたような形状になっているおかげなのか、全体的なフォルムはスマートな印象を受けました。
下段右側は、画面下部中央にあるインジケータ類のアップで、ここの部分に電源LEDやリモコン受光部、環境光センサーが集中配置されています。


本邦初公開?のLEDバックライトモジュール

LEDバックライト 技術サンプル技術サンプルのアップ
LEDバックライトのモジュール(1)LEDバックライトモジュール(2)

会場内には、LEDバックライトの技術サンプルと、実機で使われているバックライトモジュールも持ち込まれていました。

技術サンプルは、LED AQUOSのプレス向け発表会にも持ち込まれていたものだそうです
パネルの一部が切り取られてLEDが配置されているのかが判るようになっていました。勿論、実機とは違う展示用サンプルなのだけど、かなり明るく感じました。実際にはサングラスがないと見ることが出来ないぐらいまで光量調整が出来るのだとか。

下の2枚が、実機に使われているLEDバックライトモジュールのサンプル。
「これ、CEATECでも見せなかったね、確か。」というようなことを、出野さんがつぶやいていたので、多分本邦初公開だと思われます。

基盤上にLEDが5個、等間隔で取り付けられ、その上に光を拡散させるためのレンズが張り付いた構造。このレンズの材質も光量を確保する上で重要になるそうです。
このモジュールは、連結出来るようになっていて、インチ数に応じて連結する数を調整しているそうです。もちろん、連結されたモノを何列か並ぶ訳ですが、LXシリーズ全てで同じモノを使うことによるコスト削減という効果も・・・。

日本に2カ所しかない評価試験ルーム

今回は、特別にシャープ社員でも入室できる人間が限られているという、評価試験ルームでDVD/BDソフトを試写させて頂けました。

ずらりと並ぶ新旧AQUOS
視野角を変えて見たところ

家電量販店の店頭や、平均的なリビング(日本風、欧米風)、平均的なホームシアター、といった光線状態をシミュレート出来るようになっており、映像の担当者が光線状態に合わせた製品のチューニングを行うことを目的とした部屋なのだとか。なので、商品企画を担当していても、滅多に入る機会はないのだそうです。
ちなみに、栃木の工場に3部屋、東京に2部屋が用意されているそうです。

今回のイベント用にLXシリーズの52インチ(LC-52LX1)と、現行モデルの52インチ、その前の52インチが並べられ、同じソースを同時に表示、モデル間の表示の違いを比較できる環境になっていました。
デモ画像でも、星の数やグラデーションの再現性など、LXシリーズがもっとも綺麗に出てるのが判る状態。

比較映像となったのは、参加者が持ち込んだ某大ヒットSF映画のDVDと、アニメのBDのの二種類。
どちらも短時間でしか見てないのだけど、前モデル、現行モデルよりも、LXシリーズの方が画像がハッキリしていて色も綺麗なのが、判りました。

画質だけでなく、音質にもこだわる

旧モデルのウーハーユニットと新開発のDuo Bussユニット
Duo Bussの搭載位置

ジャズのライブ画像を流して、音質の聞き比べもやりましたが、やはりLXシリーズが一番良いという結果。
新開発のウーハーユニット「Duo Buss」を搭載し、スピーカーの配置を工夫することで画面の中心から音が出てきているようにチューニングがされているため、一番自然に音が聞こえてきました。
現行モデルや前モデルでは、低音が弱くてベースがハッキリ聞こえなかったり、本体下部にあるスピーカーから聞こえてきたりと、その差は歴然としていました。

Duo Bussは、スピーカーを向かい合わせに配置、その両方に同じ音声信号を流すことで、ウーハーユニット自体の振動を低減させる仕組みになっているため、音量上げても低音によってAQUOS本体が振動しないのだそうです。
本体の裏面を見ると、Duo Bussユニットの搭載位置が判るのですが、画面中心よりも下側に搭載されていました。

おまかせ調整機能や全体を通しての感想などは、次のエントリーにて。


このレビューはWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」から招待されたセミナーに参加して書かれています。本セミナーへの参加及びレビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)
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