Yの威力(2) ~シャープ AQUOS クアトロン ~

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こちらのエントリーでは、主に画像での紹介を中心にしていきます。

AE6 v.s. LX3 (1)AE6 v.s. LX3 (2)
AE6 v.s. LX3 (3)AE6 v.s LX3 (4)

AE6との比較

まずは、LEDタイプではないAE6シリーズと、LX3シリーズの比較から。

右がLX3、左がAE6と並んでますが、ほぼ一目瞭然でLX3のほうが綺麗なのが判るのではないかと思います。
特に、左下のヤツを見てもらうと、一目瞭然といってもいいぐらいグリーン系の発色やグラデーションが違っています。使っているカメラのことを差し引いて考えても、ここまで発色が違うと、ちょっとビックリ。

パネルの輝度も高くなっているのもあって、全体的な発色もよく見えますね。


AE6 v.s. LX3 (5)

同じパネルサイズのモデルを同じ明るさに設定した状態で消費電力を測ると、やはりLX3のほうが値が小さくなっていますね。

3D効果の微調整(1)3D効果の微調整(2)
3Dメガネの解説3Dメガネ

LV3の3D機能

個人的には3Dはどうよ、と思っている人なのであんまり心惹かれなかったり・・・。
でも、ちゃんと立体的に見えるのには、ちょっと驚き。あれで、テレビ放送自身が3Dで流れてくるのであれば、考えても良いかなぁ〜、とも思うけど、コンテンツがそれほど充実していないことを考えたら、また時期尚早なのではないかなぁ。

立体感を自分の好みに調整したり、3Dメガネ側で3DのON/OFFが出来る(家族で観てても、3D苦手な人だけ、3DをOFFで見れる)ようになっているのは、良いんじゃないでしょうかね。

その他もろもろ

スピーカーユニット

音響面は基本的に前モデルに当たるLX1シリーズを踏襲しつつ、画面下に開口部を設けた新設計のスピーカーユニットを、高音専用のツィーターユニットを本体側面に配置することで、さらに音質の改善を図ったとのこと。

リモコン

リモコンもデザインが変わって、今回のモノは手前側が厚くて先端側が薄くなっています。
極力簡単に3Dを楽しめるように、ということで3Dへの切り替えや3Dモードの時の明るさの調整のボタンを押せば、簡単に設定ができるようにメニュー設計したのだとか。

リモコン自体は、スリムにデザインされているので、握り具合とかは割と良かったです。

USB HDD録画機能USB HDDの操作メニュー

それと、今回のLV3とLX3ではUSB HDDを接続することで、テレビ単体で番組録画が出来る機能が追加されていました。HDD内蔵ではないとはいえ繋げば簡単に録画できるのは、魅力的ですよねぇ。

一番最初の接続時にペアリングして中身をフォーマットするということなので、テレビ側が故障で交換、なんてことになると録画したモノは見れなくなるのかな?その辺は聞き忘れました。
ペアリング出来るUSB HDDは16台までで、その中にはUSBメモリも含むそうです。

最後にDX3との比較

「LEDアクオスと比較してみたいよねぇ」というちょっと無理目な要望にも応えていただき、BD内蔵のLEDアクオス DX3と比較してみたのが、下の画像。

DX3 v.s. LX3 (1)DX3 v.s. LX3 (2)

ちょっと角度も悪かったというのもあるけど、ほぼ互角のように見えて、黄色や金色といった色の表現については、LX3のほうが綺麗に見えていました。

最後に

LEDアクオスの初代であるLX1シリーズでも「綺麗だなぁ」と思ってみたのに、今回RGB+Yとなったことで、さらに画質が向上しているのには、正直驚きました。LEDアクオスからまだ1年経ってないんですよね・・・。

「40型以上をクアトロンにするが、来年ぐらいには32型でも展開する。再来年ぐらいにはすべてのテレビをクアトロンにしたい」

シャープ片山社長「テレビすべてクアトロンに」 - ITmedia News

こんな話しでているということは、シャープとしてはクアトロンを普通のモノにしようとしているということなのでしょう。
これからの画像の改善や量産効果による低価格化などを期待したいですね。

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