久しぶりに、10月27日の土曜日に開催されたモノフェローズのセミナーに参加してきました。
今回はロジテック。ストレージ製品2種類と、Bluetooth製品2種類と、短時間にしては盛り沢山な内容でした。なので、レポートも、それに合わせて2つに分けて行きます。
モノフェローズにおけるロジテックのセミナーは、既に8回目?だったのだそうですが、僕自身はロジテックのセミナーは初めて。(RAID対応の外付けHDDケースを借りてレビューはしたことはありますが…。)
LogitecでのHDD事業は、一時完全撤退寸前までというところまで落ち込んでいたことがあったそうで、モノフェローズとの共同企画となった凛シリーズが好調であったことがきっかけとなり、徐々にHDD製品の売上が伸びていき、静音・省エネ志向の製品が受け入れられ、ほぼ完全復活したのだとか。
Skylink HD
まずは、Skylink HDから。
「ホームクラウドハードディスク」という謳い文句のとおり、自宅だけでなく外出先からでもハードディスク内に保存してあるファイルへのアクセスが出来るというもので、「ネットワークに繋いで3分で使える」とセットアップの容易さもセールスポイントになっています。
手慣れた人なら、箱から取り出して10分、PCの操作にちょっと自信ないなぁという人でも30分もあれば、使い始められるんじゃないかという印象を持ちました。
スマホからだと、最初に専用アプリをダウンロードする必要はありますが、そのアプリから直接カメラを操作して撮影して即アップロードとか、撮り溜めた画像をまとめてアップロードということが出来るようになっています。
ただ、Skylink HD内をブラウズする操作に関してはUnixライクな名前のディレクトリを辿る形になっているので、その点はちょっとユーザに優しくないなぁという気がします。ディレクトリ名から直感的にどうすれば良いというのが判りにくいし、「”device”とか”home”とか”public”って何?」となりそう。現に「手馴れている」はずのセミナー参加者でも、最初アップロードされた画像を見るのに、どこにアクセスすばいいのか迷っていたので…。
勿論、PCからもアクセスできるわけですが、こちらからアクセスすると、ユーザの作成やアクセス権限の設定なども出来るようになっているので、家族それぞれでユーザを分けて使いたいや、ちょっとしたオフィスで何人かで共有ドキュメントに外からアクセスできるようにするといったことも出来るようにはなっています。
Skylink HDにログインすると、ブラウザのウィンドウ内にExploler風(Finder風)なGUIが現れるので、そういう点では作りこまれているなぁ、と。
ラインアップとしては、WD Redを採用した高信頼性モデル、WD Green採用の静音・省エネモデル、HDD未搭載の自作モデルの三種類が用意されているので、自分の好みや用途にあわせて選べるようになっています。
自作モデルであれば、2.5インチHDD/SSDを搭載して更に静音・省エネを狙う、といったこともできますね。聞き忘れましたが、4TB HDDに対応していれば、さらに大容量で、ということも出来るかも。
ケースを開けるのは本体裏面のネジ1本を外すだけ、HDDの固定もネジ2本(2.5インチHDD/SSDは、アダプタをかます必要があるけど)なので、ハード的な扱いも簡単にできるように考えられています。
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