よ〜くかんがえよ〜、名前は大事だよ〜 #たけお問題

たまに、DQNネーム酷いよねぇ、的な話題が出て来ることがありますけど、それが市長肝いりの政策でお目に係ることになるという斜め上の状況が発生しているにもかかわらず、現時点では市長本人ならびにその関係者からの見解は出てきていないようです。

で、花まる学習会が関わる小学校に関しては「武雄花まる学園◯◯小学校」という通称で呼ばれるらしんだけど、「花まる学園」でググると、とても香ばしい「関係者、ナニやってんの!?ちゃんと考えてるの?◯◯なの!!」という検索結果になるという…。(興味のある方は、まぁ試してみるといいよ。)

[From 武雄市の公教育改革、あなたは「花まる」あげますか? #たけお問題 - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

検索してみて「あ〜、やっちゃったね…」と感じた人のほうが、たぶん多いと思うんですけど…。

何かプロジェクト的なことをやるとか、新製品を売り出す、新しいサービスを立ち上げる、ってなると、それに付ける名前を検討するというプロセスは、とっても重要視されるのが普通だと思うんですよ。商標権の侵害で訴えられないように調べるとか、ネガティブなイメージを持たれるようなものになっていないかを調べるとか、Google や Yahoo! などの検索エンジンでの検索結果に出てこないようなものを選ぶとか、フツーにやっているんですけどねぇ、ビジネスの世界だと。


検索する時、最初はパッと思い出したキーワード一つだけで、という人も多いと思うのですよ。キャッチーなキーワードであれば、覚えている確率も高いですから、それが検索キーワードに使われることが多いでしょう。
「花まる学園」、十分キャッチーだと思いますし、実際に学校名に含まれるようになるという点でも、ユニークですね。となると、検索キーワードに使われる可能性も高いでしょう。

で、実際に 花まる学園 をキーワードに検索( GoogleYahoo! )してみると…。

見ていただければわかると通り、企業の商品企画でこんなことになったら、クビが飛ぶんじゃね?ぐらいの勢いでそっち系のお店の名前が引っかかってくるという状況…。
多分、「花まる学習会との協業だから、花まる学園でいいよね〜」って、かなり軽いノリで決めた上に、調べるってプロセスをすっ飛ばしてるんだろうなぁ、と思うわけです。調べてみたけど「報連相禁止」で伝えることが出来なかった、ということではないのを祈りたいところではありますが。

さて、市長の支持者の方が、

「わざと武雄を外すな!」と吠えてらっしゃるんですけど、武雄を外してもイメージダウンに繋がる要素が少ない名前を最初から付ける、ってほうが普通の感覚じゃありませんかね…。
#つか、これを市長がRTしてるというのがわからん。

それに、人間の記憶なんてアテにならないんもんで、キャッチーな「花まる学園」では覚えててても、「あれ?どこの市だっけ」なんてことは十分ありえる話ですし、最初から「花まる学園」を知っている人からすれば「なんて名前つけちゃうんだよ〜?アホか〜。」と反応するであろうことも、普通の話しだと思います。
#ということで、甲府近辺にお住まいの方、ご覧になられてたら、どう思ったか教えて下さい。

それにしても、子供たちの通う学校ですから、ケチの付けられないような無難な名前にすることを検討して欲しいところですが、「花まる学習会」の売名に繋げたい、という意志が働いているとしたら難しいのかもしれませんね…。

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