最新の区議会だより（リンク先 PDF ）に、区議会の総務区民委員会による武雄市視察が行われたことが載っていたので、それに関連する文書の開示請求をしてみました。
今日届いた #文京区 区議会だよりに載ってた。これは視察報告の開示請求をせねば…。 http://t.co/BBYmNYrTim
これに絡むし。 →「わたし、武雄モデル。今度、あなたの街に行くの。」が現実になる？ #たけお問題 - http://t.co/rkNnMx7a4G
— Soukaku (@Soukaku) 2014, 7月 25区議会だよりに書いてあるとおり、今回の視察目的は『「フェイスブック及びオープンデータを活用した情報発信・共有」に関する調査・研究』ということで、一体どんな説明を受けてきたのか、というのが非常に興味のあるところでしたのでね…。
今回請求したもののうち、視察報告書を除くものについては一部非開示となる部分（個人情報の記載があるそうで）があったのでその点以外は、ひと通り開示されました。勿論、武雄市作成の視察者向け資料もです。
視察報告書のほうは、現時点で視察メンバーによる原稿作成中で、その後事務局での内容の取りまとめや校正といった作業が入るため、公開できるのは早くても 10 月ぐらいになりそう、とのこと。ただし出来上がり次第、区議会のWebページで公開されるということなので、視察報告はそれを待つことにしました。
ということで、今回開示された資料は、以下のとおり。
まぁ、大半は視察に伴う旅費支給関連だったりするわけですが、武雄市側からの説明資料については、内容をよく読んで重点的にチェックする必要はありそうですね。なので、別エントリーでいろいろと書いてみたいと思います。
あと複製こそ取ってきませんでしたが、閲覧用に用意されていた資料の中には、何故か広報武雄の 2013 年 9 月号のカラーコピーが用意されてました。内容は視察目的とは何ら関係ないものでしたけど、高円宮妃が武雄市にお成りになられた時の記事が載ったものですから、武雄市の意図は推して図るべし、といったとことでしょうか？
文京区の場合、情報公開請求については、指定フォーマットの提出（窓口持参、郵送、FAX ）もしくは東京電子自治体共同運営協議会が運営する電子申請サービスによる申請のどれでも可能なので、今回は電子申請を使って公開請求をしていたわけですが、事前の登録は必要にしても、手続きはとっても簡単。
そして、早い！
電子申請だからというわけではないと思いますが、今回 8 月 7 日になった直後に電子申請で手続きしたら、当日のお昼過ぎには対応部署の担当者から電話連絡が。その電話で、開示される文書の概要説明や、どの分の文書がないとか、文書中の非開示部分の有無の説明をしてもらえ、最後にいつ頃閲覧を予定しているのかといったところまでの調整が、さっくりと終わってしまうという、スピーディさ…。なので、開示決定通知の日付も、そこに記載されている公開の日時も 8 月 7 日付けとなっています。
♯武雄市の対応の杜撰さを知っているだけに、あまりの早さにある意味感動してしまったり…。
どうやら、よほど遡及して文書を要する必要があるだとか、開示される文書が大量でなければ、朝一の申請してその日夕方には閲覧するところまでいけちゃい感じみたいです。
申請から開示決定までがここまで早いと、情報公開請求に対する敷居そのものが低くなりますから、あまり躊躇することなく公開請求してしまいそうで、コワイ…。
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