子供に PC 渡して何をさせたいか、というと…

前のエントリーにもちょこっと書いてあったのだけど、子供に PC を渡す一番の目的は「何かを作り出す方向」で PC が使えることを体験して欲しいというもの。

手っ取り早いのは、電子工作?

オフィスソフトの使い方なんてのは、小学校で教えられていたようだし、中学校でもそういった授業はあるだろうし、家ではその辺に重点を置くつもりは、全くなし。

あとは、Raspberry Pi 渡して電子工作でも、とも思ってますが、これも興味を持つのであれば考えてもいいかなぁ、と…。

[From 子供に PC を渡そうと思ってるんですけどね - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

やっぱり、「使うことの面白さ」を実感するという意味では、画面の中だけでクローズさせずに、実際にモノの動作として見ることが出来る電子工作と組み合わせる、というのが良いんじゃないかと思うわけです。
Raspberry Pi と Scratch 使って、LED を操作したりということも出来るようなので、まずはそれをとっかりに、物を動かす、何かデータを計測する、そのためにはどういったプログラムが必要で、というのも学んでくれるといいなぁと。

Rasp Pi 使って何かをする、ということに関しては本でもネットでも情報が豊富にあるようですし、ほっといても子供なりに考えて、進んでいってくれるんじゃないかと期待しているところではあります。



電子工作の先は、どうしましょ?

さて、Scratch で物足りない、もっと本格的にプログラミングの勉強したい、となった時にどうしようかな、というのは悩みどころだよなぁ、と思っています。もちろん、 Scratch を極める方向に進むのもいいのでしょうし、それ以外の言語にも目を向けて欲しいなぁとか、いやいや言語だけじゃなくて OS の方もやらんといけないんじゃないか、Web サーバたててみたいとか言い始めたりするんだろうか、とかとか…。
ま、こればっかりは本人の興味が、どの方向に向かうのかを見極めつつ、対応していけばよいのでしょうね。

オービタル・クラウドの明利ばりのスキル、身に付けてほしいなぁ、というのは欲張り過ぎ?

ところで、中学生レベルが読んでも理解できるような言語やOSの解説書ってあるんですかね?

洋書だと、タイトルに "for kids" と付いている言語本が結構出ているようです。そういう部分、英語圏は充実しているなぁという感想。同じシリーズでRasp Pi のもあったり、子供向けの Paspberry Pi の解説書も何冊もあったりしますし。
実は、「英語で、プログラミングの勉強させたい」という、妻のオーダーがあったりするんですけど、いきなり英語で書かれた本渡して「まぁ、頑張れ!」ってのが、果たして良いのかどうか。仕事柄、新しい事やろうとして調べ物すると、英語でしか情報がないってのにぶつかることは良くあることなので、英文で書かれた技術文書に慣れ親しんでおくことは、悪いことじゃないというのは判るんですが…。

いずれにしろ、色々と勉強が必要になるのは親の方も、というのは確かな気がしてきました…。

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