Sierra 対応版リリースまでの公開された Karabiner-Elements を試してみたのだけど、うちの環境では微妙な感じなので、一旦使うことを諦めた。
Sierra対応は、まずは単純なキーの変更を行える機能をKarabiner-Elementsとして開発中です。
(設定画面を除くとSierra上で動作しています)
Karabinerのフル機能のSierra対応はKarabiner-Elementsが完成してから対応します。
https://github.com/tekezo/Karabiner-Elements
[From Karabiner - OS X用のソフトウェア]
何が「微妙」なのか
現在、使っているキーボードは ProgresTouch RETRO の英語版(赤軸)。
設定したいのは、次の2点で
- 右Option → 右Command
- Application → 右Option
なのだけど、これに関しては、以下のような内容で ~/.karabiner.d/configuration/karabiner.json
ファイルを作成して、Karabiner-Elements を起動すれば良いのだけど…。
{
"profiles": [
{
"name": "Default profile",
"selected": true,
"simple_modifications": {
"right_option": "right_command",
"application": "right_option"
}
}
]
}
困ったことに、 Karabiner-Elements を起動すると、F1 〜 F12 キーのアサインがごっそり変わってしまうという現象が起きるのですよ。
Misson Control の操作はキーボードで一切出来なくなるし、 iTunes の操作も正常時なら Fn キー + F7 キーで再生なのが F8 単独に変わってしまう、といった状態。一度こうなってしまうと、Karabiner-Elements 終了 → karabiner.json 削除 → Karabiner-Elements 起動 → Karabiner-Elements 終了でキーマッピングの設定を無効化しても、F1 〜 F12 キーの割り当ては元には戻らないんですよね。
あと、マウスとの組み合わせで、
- Command + 右クリックでの任意のアイテムの複数選択や Shift + 右クリックでの範囲指定ができなくなる
- Safari で リンクを Command + 右クリックで背面のタブに開く設定にしてあるのに、開いたタブが前面に表示されてしまう
といったことも起きるのが、常用するにはまだまだかな〜、と判断したポイント。
F1 〜 F12 キーの件は、組み合わせてるキーボードの関係もあったりするのかな〜、などと考えてますが、 Karabiner-Elements 自体が正式版となってから、いろいろ試してみないとどうしたらいいのか判らんのかもしれないですね。
とりあえずは、左の Command と Option は Apple の英語キーボードと同じ配置にできてるおかげで、困ったことにはなってないので、気長に待ちましょう、ということで…。
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