またまたZ620のCPUを換装( E5-2643 → E5-2630L v2 )するなど

いやね、ホントおとなしくしてようと思ったんですよ、しばらくは…。

E5-2643 v2 とか E5-2650 v2 が、割とお手軽かな〜と思える値段で出ているのは見つけているので、それ狙ってたりするんですけど、これはもう少し様子見ということで。なにしろ、このところ細々とした PC パーツ類を買い込んでしまったので、しばらくはおとなしくしていようかな、と…。

[From Z620のCPUを載せ替えたので - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]

でもね、見つけちゃったんですよ、 E5-2630L v2 の 2 個セットなんてやつを、ヤフオク!で…。
開始価格も安かったんで、「いちおーこのライン超えたら、競り合わない」って額を決めて入札したんですけど、その額超える前に競り落すことができた次第。

E5-2630L v2とシミグリス

E5-2630L v2 のスペックは以下の通りなんですが、

  • コア数: 6 コア / 12 スレッド
  • クロック: 2.4GHz (ターボブースト 2.8GHz)
  • キャッシュ: 15MB
  • TDP : 60W

前回載せた E5-2643 よりも、コア数は増えるけど動作クロックは下がるんで、性能的にはトータルでどっこいどっこい、って感じにだろうな、と。 ただ、今回は L 付きの省電力モデルなので、 TDP は E5-2643 の半分以下になってます。


載せ替え自体はすでに何回もやっているので、サクサクっと済ませて、

E5-2630L v2搭載後の このMacについて

無事起動したことが確認できたら、 CineBench と GeekBench でベンチマーク測定。

E5-2630L v2でのCineBenchの結果

E5-2643 の結果が載ってませんど、前回の載せ替え時に測ったときはマルチ 2451 でシングル 245 という結果でしたから、クロックが落ちた分を増えたコアで取り返してるという結果になりました。E5-2643 の前に載せてた E5-2620 v2 との比較だと、クロックが上がった分だけ順当に数値が上がってます。

GeekBench の結果も、 CineBench での結果と同じような傾向。

GeekBenchのE5-2643とE5-2630L v2の比較

これ以上の性能を求めようとすると、コア数同じでクロックの上がる E5-2643 v2 ( 6C/12T、ベースクロック 3.5GHz )とか、 コア数も増えてクロックが上がる E5-2650 v2 ( 8C/16T 、ベースクロック 2.6GHz )あたりよりも上位モデル載せ替えってことになるんですが、 2643 v2 や 2650 v2 あたりはヤフオクで 1 個数千円ぐらいで出品されてるので、入手は容易な模様。
eBay とか AliExpress までチェック範囲を広げると、いろんなタイプの E5-2600 v2シリーズが出品されているので、選び放題といえば選び放題なんですよね〜。12C24T のやつでも 100 ドルちょっという額で出ていたりするので、予算次第ではそっちで買っちゃう、というのいうのもありかもしれません。

あ、このあたりより上位の E5-2600 v2 シリーズは、 DDR3-1866 対応のメモリをサポートしているので、それに対応したメモリ載せていれば、その分パフォーマンスの向上に(多少は)寄与するでしょうね。
一応、 DDR3-1866 対応のメモリに載せ替え済みなので、 CPU 側を対応したものにすれば、そのまま DDR3-1866 で動作するはず。

CPU 載せ替えて遊ぶ、ということに関して言えば、 Sandy Bridge EP 世代、 Ivy Bridge EP 世代は、コア数や HTの有無にクロック違いで選択肢が多い上に、中古市場に流れてるタマ数が多くて入手性も良いので、面白いとは言えるかも。

おまけ

さて、今回の CPU 換装にあたって、サーマルグリスを買いました。シミオシ OC Master SMZ-01R というやつ。

日本のオーバークロック第一人者であるプロオーバークロッカー清水貴裕氏と、長年PC向け熱伝導素材を手掛けてきた弊社がタッグを組んで開発したコラボレーションモデル。自信を持っておすすめできるハイエンドグリスが完成しました!

[From 株式会社 親和産業 - SMZ-01R]

前回の載せ替えでは、数年前に購入した安いグリス使ったんですけど、買ってから随分経ってて保管状態も良くなかったし、イロイロ評判も良かったので買ってみた次第。
Z620 は、 TDP130W の E5 を積んだモデルもあったので、 CPU クーラー自体の冷却能力には問題はないと思うのだけど、念の為に熱伝導率の高いグリスを使っておくほうが良いかな〜、というのもあります。

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