Debian GNU/Linuxをインストールしてみる:サーバの頑張りを「見える化」してみよう

サーバを運用し始めると、だんだんと「一体、ディスクどのぐらい使ってるんだろう?」とか「トラフィックは、どんな感じ?」ということが気になりだしてくることがあります。勿論、コマンドレベルでディスクの使用率を見たり、CPU利用率を見たりすることは出来るのですが、コマンドを実行した瞬間の値しか判りませんし、手動で定期的に値を取得して、それを記録しておいて分析、というのも現実的じゃありませんね。

そういう時は、性能監視ツールを使って、値の収集とグラフ化をサーバ自体にやらせてしまえばいいのです。
そうしておくことで、ディスクスペースの消費状況や、トラフィックの推移が一目で把握しやすくなります。


どんなツールがあるの?

一口に性能監視ツールといっても、色んなものが存在しています。

有名なところでは、MRTG日本語サイト)があります。
snmpで取得した値をグラフ化するツールで、元々はルータから取得したトラフィック値をグラフ化する目的で作られたものです。ただsnmpを使って取得できるデータであればグラフ化が可能なので、CPU利用率やメモリ空き容量などをグラフ化することも可能ですし、自作スクリプトから出力されたデータを基にグラフを書かせることも可能です。
割と古くから使われていることもあって、ネット上にたくさんのインストール事例や設定例を見つけることが出来ます。

ただ、3つ以上の値を一つのグラフに出来ないとか、snmpの設定がちょっと面倒だったりするので、ここではMRTGではなく、MuninServerstatsについて取り上げてみたいと思います。
個々の説明とインストールについては、それぞれ別のエントリーにて。

Debian GNU/Linuxをインストールしてみる:サーバの頑張りを「見える化」してみよう(Munin編)
Debian GNU/Linuxをインストールしてみる:サーバの頑張りを「見える化」してみよう(Serverstats編)

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