オークションで手に入れたBroadcomのNICをサーバに刺してみるか、ということでサーバをシャットダウンして、NIC刺して「さぁ、起動〜」と思ったら、OS入れているHDDから断続的なビープ音がして、起動しない…。
TimeMachine用のHDDを追加した時にも、なんかおかしな挙動していたんで、そろそろやばいとは思ってたんだけど…
BIOSでもHDDを認識してくれないので、さっさと諦めて再構築してしまうことに。
最近「サーバのバックアップ、何とかしないとなぁ」と思って、必要なところのバックアップを取り始めていたこともあって、たまたまデータがあったことと、手元に使えるHDDがあったのも、「再構築すればいいや」って判断しやすかった、というのもある。
#どうやっているかは、改めて書くけど、一部にOS XのTimeMachineを組み合わせていたりする。
再構築の手順自体は、昔書いたような
で、インストール完了、データの移行にかけては、こんな手順。
[From T2-P + SATA HDD + Debian | Linux - Soukaku's HENA-CHOKO Blog]
に、近いことをやっているだけど、今回はそれ以外でハマってしまったので…。
Mac miniからiSCSI HDDが見えなくなる
今回、最大のハマリポイントは、コレだな〜。
再構築したサーバに直接関係するわけではないのだけど、
- サーバ上で、バックアップ対象データのアーカイブ作成
- 作成したアーカイブを、Mac miniでiSCSI HDD上にrsync
- TimeMachine使って、Mac miniのHDDとともにiSCSI HDDをバックアップ
ということをやっていた関係で、コレが見えなくなるとバックアップデータが…、という状況。
Mac側でiSCSIイニシエータのアンインストール/インストールを繰り返しても、コネクトは出来ているのに一向にiSCSI HDDをマウントできないという…。
どうも、使っていたiSCSIイニシエータとOSの組み合わせの問題もあった模様。実際には、Lion → Mounten Lionのアップデート後、使えていたんですけどね…。
#あと、イニシエータ自体が、Freeでなくなったのも痛いトコ。(89ドルは、ちょっとなぁ。)
バックアップデータだけじゃなくて、iTunesやiPhotoのライブラリもiSCSI HDD上にあったので、その辺をロストしてしまうとあまりにも痛いので、ちょっと焦ったわけですが、iSCSIはESXi上のVMでOpenfilerを動かして、そいつをiSCSIターゲットにしているので、データ自体は別マシン上。
とりあえず、再構築しているサーバでiSCSI HDDがマウント出来れば、なんとかなるだろ、ということでopen-iscsiをインストール。ちょっと設定書いてイニシエーターとして動かしてみたら、無事ISCSI HDDを認識。
こでれマウントして無事バックアップデータを取り出すことに成功〜。(HFS+でもマウントできるのは、今回はじめて知った。)
LinuxでiSCSIイニシエータを動かす設定に関しては
ちょっと、前段の話が長くなりましたが、ここからイニシエーターの組み込みと設定の話です。
[From LennyでiSCSI 【その3】Xen環境でイニシエーター open-iscsiの導入と設定|雲の上はいつも青空]
を参考にさせていただきました。
とりあえず、再構築は無事終了したのだけど、結局iSCSI周りは
- サーバで、iSCSI HDDをマウント
- マウントしたiSCSI HDDをnetatalkで公開して、Mac miniからアクセス
という、変な状況になっていたりします。(まぁ、使えているんだけど。)
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