統一地方選、真っ只中なわけですが #文京区

統一地方選、自分が住んでる区も、ご多分に漏れず、区長選&区議会議員選のダブル選挙。

区長は二択なんで、まぁ選択はし易い。

悩みどころは、定員 34 名に対して 46 名立候補している、区議会議員選のほう。


何らかのファクターでもって、フィルタをかけたい訳ですけど、自分的にはまずは「武雄市の〇〇を手本に!」と言ってる人は外す、というのが最優先事項ですかねぇ。
なんといっても、華々しく喧伝される実績とは裏腹な、自治体としての事務手続きの杜撰さは、有志による地道な情報公開請求の結果や、独立系メディアによる報道などで、よく話題に上がって居るにもかかわらず、その部分を見ようもせずに鵜呑みにしている候補は、まず「信用してはならない候補」と言えるでしょう。
#実際、都内 S 区の区議会候補に、いらっしゃいますので、これが…。

市内の小・中学校でタブレット端末を使った授業を展開している佐賀県武雄市(小松政市長)への情報公開請求をめぐり、事業経過を明かそうとしない同市の隠ぺい姿勢が浮き彫りとなった。

[From 武雄市 ― 暴かれる改革市政の実態|政治ニュース|HUNTER(ハンター)|ニュースサイト]

んで、文京区の場合

ま、幸いにして「武雄市の〇〇を手本に!」ということを選挙公約に掲げている候補は、うちの区では今のところ見当たらないので、その点は安心してますが、そでれも視察に行っている区議は居るわけで、そのあたりは要注意なのですけどね。

どこが要注意か、というと、視察に先立って視察先決定の際の記事録にあった

それから、武雄市のフェイスブックは、フェイスブックをよく見ていただいて、どんな展開をしているのか、物産のPRとか販売とかもやっているようなので、そういったところを視察に行く前に、資料のほかに、そういったところをよく見て、行っていただきたいというふうに思っています。

[From 文京区 総務区民委員会会議録(平成26年4月25日)(2)]

という部分。

ちょうど 1 年前になるわけですけど、視察先の決定からから視察の前後までには

とか

と言ったあたりの話が武雄市がらみで出ていたんですけど、そういったものは目に止まったりしなかったんですかねぇ、ちゃんと下調べしてから言ったのか、と。( GDA2013 の関連手続きのグダグダな件も判明してましたっけね。)
視察の目的とはズレて居る部分もあるんで、それみて「察しろ」というもの無理筋なのかもしれませんが、「何かが、おかしい」という考えも出てこなかったのかなぁ。少なくとも、視察報告書の中ではそういった内容は盛り込まれておらず、武雄市の説明内容を「うんうん」と聞いて帰ってきてだけのような印象しかありません。

そして、念の為に改めてググってみたら、過去に区議会本会議でこんな質問が行われていたのも発見。

電子書籍を貸し出す公共図書館が全国で少しずつ増えています。二○○七年の千代田Web図書館を始めとして、武雄市、高根沢町、まんのう町、明和町、今治市と先行事例があります。

[From 文京区 本会議録(平成25年第4回定例会第3日、平成25年11月25日)]

む〜、「平成 25 年」時点の武雄市の MY 図書館、蔵書が増えない、アプリのアップデートが行われないなど、明らかに失敗事例として扱ってる人が多かったと思いますし、先行事例として取り上げるほど内容ではないですよねぇ。(ちなみに、この質問した議員は、今回も立候補してます。)

で、どうしましょう?

ここまで書いたのですけど、まぁどうしようか、だいたい見当はつけてあったりします。後はもう少し調べてみて、よく考えてみたいと思います。

あと、恥ずかしながら、こんな話があったとは、知らなかったですよ。こういうのも判断材料とすべき、なんでしょうね、やはり…。

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